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Osmo Action 5 Pro アドベンチャーコンボは必要?スタンダードコンボと違いを比較!必要なのはどっち?

2025/01/10
Osmo Action 5 Pro アドベンチャーコンボは必要?スタンダードコンボと違いを比較!必要なのはどっち?

DJI のアクションカメラ、Osmo Action 5 Pro には2つのエディションが用意されている。

  • 標準アクセサリー付属のスタンダードコンボ
  • 予備バッテリーなど拡張アクセサリーも付属するアドベンチャーコンボ

購入するならどちらが良い?アドベンチャーコンボのアクセサリーは必要?この記事では両者の違いや、選ぶポイントを解説していく。

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自身の撮影スタイルにぴったりの、Osmo Action 5 Pro のコンボを選びましょう!

スタンダードコンボとアドベンチャーコンボの違い

価格差は約1.4万円

エディション価格(税込)
Osmo Action 5 Pro スタンダードコンボ55,000
Osmo Action 5 Pro アドベンチャーコンボ69,300

セット内容の違い

スタンダードコンボには、保護フレームやクイックリリース式アダプターマウントが付属する。

スタンダードコンボの同梱物
本体Osmo Action 5 Pro 本体エクストリームバッテリーOsmo Action エクストリーム
バッテリー Plus
保護フレームOsmo Action
保護フレーム
アダプターマウントクイックリリース式
アダプターマウント
接着式カーブベースOsmo Action
接着式カーブベース
Osmo 止めねじOsmo 止めねじ
PD規格対応ケーブルPD規格対応ケーブルゴム製レンズプロテクターゴム製
レンズプロテクター
ガラスレンズカバーOsmo Action 5 Pro
ガラスレンズカバー
Osmo Action 滑り止めパッドOsmo Action
滑り止めパッド
ステッカーDJIロゴステッカー
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ガラスレンズカバーは、既に本体に付いているものを指します。そのレンズ周りを保護するのが、ゴム製プロテクター。滑り止めパッドは、アダプターマウントが滑らないようにネジ穴部分に貼るアイテムです。

アドベンチャーコンボは、スタンダードコンボに加えて、予備バッテリー2つ、バッテリーケース、アダプターマウントとネジのセットがもう一つ、そして 1.5m の延長ロッドが付属する。

アドベンチャーコンボの同梱物
Osmo Action 5 ProOsmo Action 5 Pro
【スタンダードコンボ】
エクストリームバッテリーPlusOsmo Action エクストリーム
バッテリー Plus【2つめ】
Osmo Action エクストリームバッテリーPlusOsmo Action エクストリーム
バッテリー Plus【3つめ】
バッテリーケース 2Osmo Action
多機能バッテリーケース 2
アダプターマウント(ミニ)クイックリリース式
アダプターマウント(ミニ)
Osmo 止めねじOsmo 止めねじ【2つめ】
Osmo 1.5 m 延長ロッドOsmo 1.5 m 延長ロッド
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アドベンチャーコンボに付属するアクセサリーが、どのような場面で活躍するか、このあと詳しく紹介していきます!

DJI Osmo Action 5 Pro アドベンチャーコンボ
付属品追加バッテリー、バッテリーケース、他
DJI Osmo Action 5 Pro スタンダードコンボ
付属品保護フレーム、アダプターマウント、他

アドベンチャーコンボはお得なのか?!

スタンダードコンボとアドベンチャーコンボの価格差は14,300円。そしてアドベンチャーコンボのみに付属するアクセサリーを、単体で購入する場合は次の通り。

アドベンチャーコンボ付属アクセサリー
アクセサリー価格リンク
Osmo Action エクストリームバッテリー Plus5,830 x 2Amazon楽天市場
Osmo Action 多機能バッテリーケース 28,910Amazon楽天市場
Osmo 1.5 m 延長ロッド5,940Amazon楽天市場
合計26,510

全部合わせて、26,000円オーバー。最初からアドベンチャーコンボを買ったほうが、8,000円以上お得になる。しかし、使わないアクセサリーがあるなら、スタンダードコンボが正解になる場合もある。

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個人的には、バッテリーケースが9,000円もするのは、ちょっと高いのでは?と思うところはありますが……。

サードパーティー製で代用できるが値段は同等?!

DJI 純正ではない、サードパーティ製のバッテリー は、充電ケースが付いて8,000円で購入できる。他に延長ロッド、クイックリリース式のアダプターも社外品を見つけることができる。

もしサードーパーティー製のアクセサリーを購入した場合、いくらかかるのか?計算してみた。

サードーパーティー製のアクセサリー
アクセサリー価格リンク
Vemico Osmo Action バッテリー【ケース付き】7,980Amazon
K&F Concept 延長ポール2,880Amazon
Ulanzi 磁気アダプターマウント2,588Amazon
合計13,448

スタンダードコンボとアドベンチャーコンボの価格差は、14,300円。社外品で揃えても、負担額はほぼ一緒になってしまった。

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確かにサードーパーティー製のアクセサリーは安いけど、同じ機能のものを揃えるなら、最初からアドベンチャーコンボを選んだほうがお得感がありますね。

もちろん、不要なアクセサリーを買わなければ安く済む。最もコストが掛かるのがバッテリーのため、予備バッテリーの必要性でアドベンチャーコンボの購入を判断するのが良いのではないだろうか。

撮影パターンによる最適解はこれだ!

スタンダードコンボで十分なケース

  • 短いクリップの撮影
  • 手軽な Vlog カメラとして使う場合
  • 撮影の合間に充電できる環境がある場合

Osmo Action 5 Pro のバッテリー駆動時間は最長で4時間。30W の急速充電にも対応している。もしバッテリー残量が空になっても、15分程度の充電で2時間近く撮影できるのがポイント。

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すぐに充電できる環境であれば、バッテリー1本で運用できます。

予備バッテリーが不要であれば、スタンダードコンボで事足りてしまう。

そして快適に撮影するために、ミニ延長ロッドのような手持ちできる三脚を用意すると便利だ。Osmo 純正のロッドはやや高価。Ulanzi あたりの製品であれば、レビュー評価も高く安く購入できるのでおすすめだ。

DJI Osmo Action 5 Pro アドベンチャーコンボ
付属品追加バッテリー、バッテリーケース、他
DJI Osmo Action 5 Pro スタンダードコンボ
付属品保護フレーム、アダプターマウント、他

アドベンチャーコンボがあると便利なケース

  • 長時間の撮影を伴う場合
  • バッテリー消費量が増える寒冷地での撮影
  • 撮影の合間に充電できる環境がない場合
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純正バッテリーは寒冷地対応しています。

マラソン、ダイビング、スキー、スノーボード、ロードバイク等の撮影においては、バッテリー消費量が大きい傾向にある。主な要因は、撮影のタイミングを図れず、長回しが基本になるため。

そのため、どうしてもバッテリー1本では不安が残る。

また純正バッテリーの動作環境温度は、低温でも使えるように -20 ~ 45℃ で設計されている。ただし雪山など、寒冷地での撮影においては、バッテリー駆動時間が大幅に低下してしまう。寒い場所での撮影が多いユーザーは、予備バッテリーが欠かせない。

一般的なリチウムイオン電池の温度と性能
使用環境の温度発揮できるバッテリー性能
-20 ~ -10℃50 ~ 60%
-10 ~ 0℃60 ~ 70%
0 ~ 10℃70 ~ 90%
10 ~ 20℃90 ~ 100%
20 ~ 30℃95 ~ 100%
30 ~ 40℃80 ~ 95%
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リチウムイオン電池が、最も高い性能を引き出す適温は 20 〜 25℃ です。高温よりも低温のほうが、著しく性能低下を起こします。

上記の一覧は一般的なリチウムイオン電池における話。Osmo Action 5 Pro 対応の最新バッテリーは、25℃の環境で4時間、-20℃の低温環境で3.6時間の撮影が可能であると 公式サイト に記されている。

Osmo Action 5 Pro での撮影用途が、主にアクティビティー中心になるユーザーは、アドベンチャーコンボの選択が望ましいだろう。

DJI Osmo Action 5 Pro アドベンチャーコンボ
付属品追加バッテリー、バッテリーケース、他
DJI Osmo Action 5 Pro スタンダードコンボ
付属品保護フレーム、アダプターマウント、他

アドベンチャーコンボのアクセサリーが活躍する場面

充電ケースと予備バッテリー

Osmo Action 多機能バッテリーケース 2 にバッテリーとSDカードを入れた

  • バッテリー3つで最長12時間の撮影が可能
  • ケースは3つのバッテリーを充電できる
  • ケース単体での充電機能は備えていない
  • ケースのインジケーターでバッテリー残量がわかる
  • ケースの裏蓋にマイクロSDカードが収納可能
  • ケースにバッテリーを入れると、モバイルバッテリーになる

不要な人にとっては、ただのバッテリーを収納する専用ケース。使う人にとっては、バッテリー状況を把握しやすい便利なケースだ。

複数バッテリーがあることで、バッテリーを使い切る前に交換できる。撮影チャンスを逃さないために、バッテリー残量に余裕を持たせて交換できるメリットは大きい。

また、ケースにバッテリーが入った状態だと、USB-C ケーブルを接続して給電できる仕様になっている。簡易的なモバイルバッテリーとして使えるため、万が一の備えになる特徴を持つ。

1.5m 延長ロッド

  • 物理的に画角を広げ映像がダイナミックになる
  • 高所視点での撮影を可能にする
  • ミニ三脚を使って自立できる

広い画角での自撮りは、延長ロッドが活躍する。スキーやスノーボードの撮影で、スピード感のある自撮り映像が撮れるのはロッドの効果によるもの。引きの映像は情報量が増えるため、動きのある映像は迫力が増す。

ロッドを上に伸ばせば、高所からの視点で撮影できる。ドローン映像に近いものを擬似的に表現できるため、かなり面白い映像に仕上がる。

またロッドには 1/4 インチネジの穴があり、三脚が取り付けられる。例えば、Osmo Pocket 3 に付属するミニ三脚があれば、このように Osmo Action 5 Pro を自立させられる。

延長ロッドにOsmoミニ三脚を付けて、Osmo Action 5 Pro 自立させる

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このミニ三脚は、単体でも入手できます。

定点カメラとして扱うときに、欠かせないアイテム。ただし脚が短いため、ロッドを伸ばすと安定感がなくなってしまう。1.5m 伸ばし切って自立させたい場合は、ある程度の重さがある金属製の三脚をおすすめしたい。

僕が使っている Moman の三脚は、重いけど安定感は抜群だ。

Moman アルミ製三脚に延長ロッドを立てる

僕が購入したのはアドベンチャーコンボ

既に Osmo Pocket 3 を所有しているため、Osmo Action 5 Pro はサブカメラとしての位置付けになる。それでもアドベンチャーコンボを選んだのは理由がある。

  • 雨などの悪天候時の機材として使いたい
  • 定点カメラとして放置した状態で長回ししたい
  • シュノーケリングで海の中を撮影する予定
  • 海の撮影は満充電スタートが必須(本体が濡れるため、途中のバッテリー交換がリスクになる)

Osmo Action 5 Pro を使って、外での長時間撮影を行いたいため、予備バッテリーが欠かせない。これまで GoPro を使ってきて、予備バッテリーがないと困る場面が多かった経験もあり、いくらバッテリー駆動時間が長いとは言え、バッテリー1本運用の不安が拭えずアドベンチャーコンボを選ぶことになった。

【まとめ】Osmo Action 5 Pro アドベンチャーコンボは必要か?

手軽に短いクリップを撮影する方
スタンダードコンボ で十分

アクティビティーの撮影をするなら
アドベンチャーコンボ があると便利

この Osmo Action 5 Pro に限っては、初心者に向けてどちかがおすすめか名言するのが難しい。何を撮影するかによって、必要なアクセサリーが変わってくる。

前述の情報をヒントに、予備バッテリーが必要かどうか自身で判断して欲しい。

DJI Osmo Action 5 Pro アドベンチャーコンボ
付属品追加バッテリー、バッテリーケース、他
DJI Osmo Action 5 Pro スタンダードコンボ
付属品保護フレーム、アダプターマウント、他

なお製品保証サービスが手厚くなる、DJI Care Refresh への加入は必須とは言わない。しかし、アクションカメラらしいアクティビティー撮影が多くなりそうであれば、破損に備えて加入をおすすめしたい。

これは、いわゆる保険のようなもの。

加入することで製品保証が2年になり、リフレッシュ交換費用 (2,750円) を支払うことで、新品または同等のリフレッシュ品と交換してもらえる。

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プレミアムサポートの加入条件は、Osmo Action 5 Pro のアクティベーションから30日以内です。いつでも購入できるわけではないので、お気をつけください。

スタンダードコンボがおすすめな人

  • 短いクリップの撮影がメインの人
  • 撮影環境ですぐに充電できる人

アドベンチャーコンボがおすすめな人

  • 本格的なアクティビティー撮影をしたい人
  • 長回し動画を撮りたい人

撮影者も被写体も激しく動く場面において、広角レンズで被写体を捉えていくアクションカメラ。過酷な環境での撮影をこなせる Osmo Action 5 Pro は、映像の幅を広げるにはもってこいのカメラだ。チップ性能向上により撮影時間が長くなり、夜間撮影も強くなった。また内部ストレージも内蔵して、良い進化を遂げた。

今回は主に、予備バッテリーの必要性から、どちらのコンボを購入するのが最適か解説してきた。ぜひ、購入の参考にしていただければと思う。

DJI Osmo Action 5 Pro アドベンチャーコンボ
付属品追加バッテリー、バッテリーケース、他
DJI Osmo Action 5 Pro スタンダードコンボ
付属品保護フレーム、アダプターマウント、他

次回は、Osmo Action 5 Pro の性能は活かすための、アクセサリー類を紹介する予定だ。

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