8月に値上げ予告?!HDDを安く買う最終手段|外付けHDDという選択肢

困った。自作PCの内蔵ストレージが足りない!
撮影した4K動画を保存するための大容量HDDを増設したいのに、今はご存知の通りタイミングが悪い。AIデータセンター向け需要の影響により、内蔵HDDはかなり高騰している。
以前と比べると、価格はほぼ倍。
このような状況の中、実は内蔵HDDよりバッファローの外付けHDDのほうが安く購入できるのをご存知だろうか。

もしかして、分解して中身を取り出せば使えるんじゃない?
きっと同じことを考えている自作PCユーザーがいるはず。内蔵HDDとして使えるのではないか?
僕は早速購入して分解(殻割り)を試みた。
その結果…内蔵HDDとして問題なく使えました。
では、この話を少し掘り下げて解説していきます。
購入したのはバッファローSeagate Basic

SeagateのHDDを採用したモデル。早速、分解していく。
【重要】注意事項
製品保証は通常1年間です。しかし外付けHDDを分解したら、その時点でメーカー保証が切れます。HDDの取り出しは、あくまでも自己責任で行いましょう。

そして分解する前に必ず動作確認を忘れずに。分解したあとに初期不良だと気付いても後の祭です。
外付けHDD(HD-SGDA)を分解する

- 背面のネジを外す(1本)
- ケースをスライドさせる
- 本体を取り出す
- ハードディスク側面のネジを外す(4本)
- コネクタ部分を外す
現行のバッファロー外付けハードディスクは、簡単に分解できるように構造が簡素化されています。(以前はケースが爪で引っ掛かっていて、マイナスドライバーを駆使しないと外せませんでした。)






思っていたより、簡単に取り出せました!
BUFFALO Seagate Basicの中身はSkyHawk

バッファローのSeagate Basicの中身は、SkyHawkのHDDと判明。型番は ST6000VX008。
このSkyHawkは監視カメラ向けに設計されたHDDで、24時間365日の連続録画に耐えられる。書き込み方式はCMR方式を採用し、大容量データの連続書き込みを得意とする。1TBあたりの価格は、一般向けモデルのBarraCudaより高い。
CMR方式であるが、NASに使うならSkyHawkよりもIronwolf のほうが最適化されている。ただ僕のようにバックアップ用途がメインであれば、SkyHawkで全く問題ない。

そんなわけで、自作PCに増設してしばらく使ってみました。
SkyHawkの性能をチェックする
初期動作は問題なくそのまま使い続け、現在は2TBほどデータを突っ込んで運用してる。
まずはCrystalDiskInfoのデータを確認。

続いて、CrystalDiskMarkで速度を計測。

シーケンシャルの読み書きは約190MB/s。監視カメラ向けのHDDであるSkyHawkとしては十分な性能を持つ。僕は4K動画撮影データのバックアップに使いたいので、このくらいの性能があれば大容量ファイルの保存も問題ない。
ハードディスクである以上、ランダムアクセスが劣るのは仕方のないこと。そこは許容するしかない。
外付けHDDを内蔵HDDとして使ってみた感想
単純にパソコンの内部に増設しただけなので、使い勝手で今までと変わらず使える容量が増えた。ちなみに僕のパソコンのストレージ環境は以下の通り。
- M.2 SSD 500GB (Cドライブ)
- SATA SSD 4TB (動画編集作業・写真保管領域)
- SATA SSD 1TB (ドキュメント作業領域)
- HDD 6TB (動画バックアップ)
- HDD 6TB ← New!
元々ウェスタンデジタルのWD Blue 6TBを積んでいて、容量不足となって今回の追加に至った。
WD Blue は放っておくと勝手にスリープしてしまい、アクセスするたびに待たされることがあるのが個人的にはあまり好きではなかった。今回搭載したSkyHawkは24時間稼働を前提に使える製品のため、アイドル状態からの復帰も速く気に入ってる。
データの取り出しも問題ない。

分解したことで保証がなくなったため、すぐに故障しないか不安な気持ちはあります。それでも結果的に大容量のHDDを安く購入できたのは、素直に嬉しいです!
内蔵HDDとの価格の違い
バッファローの外付けHDDの中身がSkyHawkと分かったところで、現在HDD単体で売られているSeagateのモデルと価格を比較してみよう。
| 容量 | BUFFALO 外付けHDD | Seagate | |
|---|---|---|---|
| BarraCuda | SkyHawk | ||
| 4TB | 約19,000円 | 約22,000円 | 約30,000円 |
| 6TB | 約23,000円 | 約28,000円 | 約39,000円 |
| 8TB | 約32,000円 | 約40,000円 | 約75,000円 |
明らかな価格差がある。中身のHDDは同じなのに、バッファロー製品の安さが際立っている。今買うなら間違いなく、バッファローの外付けHDDを購入するのが、HDD増設を最も安く済ませられる方法だと言える。
なお通常版の外付けHDDはBarraCudaが内蔵しているようなので、そちらを選ぶのも悪くないだろう。
しかしどうしてバッファローの製品が安いのか?その明確な理由はわからない。
これは推測の域を出ないが、長期契約などにより、現在は値上げ前の価格で仕入れた在庫を販売している可能性が考えられる。そして安く仕入れた在庫がなくなり次第、値上げが行われていく。
これを裏付けるわけではないが、外付けHDDに関する不穏な話が入ってきた。
外付けHDDの値上げがやってくる?!
福岡発のパソコンショップで周辺機器等を通販しているアプライドが、Xにて投稿した内容をご覧いただきたい。
8月から外付けHDDの値段が上がるみたいです…
— アプライド【公式】 (@applied_group) July 9, 2026
僕も自作PCパーツでお世話になったことがある、アプライドから発信された値上げの話。8月から卸値が値上がり、販売価格にも反映されるのがほぼ確定したのだろう。
安く買うなら今!購入を急ごう
値上げが予定されているなら、在庫があるうちに購入を!

値上げが分かっている状態ということは……過去の経験から、値上げ直前は一時的に売り切れになる可能性があります。
僕のように内蔵化するかはさておき、ハードディスクを安く増設したい方は急ごう。既にAmazonでは在庫が切れて始めている。
内蔵HDDとして使うのは絶対じゃない
内蔵ハードディスクは値上げが著しく、今までのように手軽には買えない。価格を比較すると、バッファローの外付けハードディスクが圧倒的に安い。中身がSeagateであれば、結局バッファロー製品を買う方がお得なのは分かっただろう。
でも、分解したら保証対象外。本来は外付けHDDとして使うほうが望ましい。
僕の場合、過去同じようにバッファローの外付けHDDを使い、自作パソコンの内蔵HDDとして増設した経験があった。だからリスクを気にせず分解したけれど、胸を張っておすすめできる方法ではない。

電源接続や設置場所の確保に問題なければ、リスクを負って分解しないほうが精神衛生上は良いはずです。
HDD価格が高騰している今だからこそ、安く買えるうちに外付けHDDを選ぶのは十分「あり」だろう。内蔵HDD化については、保証とのトレードオフを理解したうえで、自分に合った方法を選んでほしい。








