Google PixelはデュアルeSIMが使える!対応機種は7以降!
Google Pixel シリーズは、Pixel 4 (*) からデュアルSIMに対応している。そし てPixel 7 シリーズ以降では、デュアルeSIMにも対応した。ただし、Pixel の物理SIMスロットは1つしかないため、デュアルSIM運用をする場合は必ずeSIMを利用する必要がある。
シリーズ | SIMスロット | eSIMスロット |
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Pixel 4 | 1つ | 1つ |
Pixel 4a | ||
Pixel 5 | ||
Pixel 5a | ||
Pixel 6 / 6 Pro | ||
Pixel 6a | ||
Pixel 7 / 7 Pro | 1つ | 2つ |
Pixel 7a | ||
Pixel Fold | ||
Pixel 8 / 8 Pro | ||
Pixel 8a | ||
Pixel 9 / 9 Pro |
* 本来 Google Pixel 3a から eSIM 対応しているのだが、日本版では非対応で Pixel 4 から eSIM が対応された。
最新の Pixel 9 シリーズを含め、eSIMが2つある機種は、物理SIMと併せてSIMスロットが3つあるけど、有効にできる回線は2つまでです。
デュアルeSIMのメリットとおすすめの活用法
特に海外への出張や旅行において、日本で使っているスマホをそのまま海外で使いたい場合、デュアルeSIMが大活躍してくれる。
国際ローミングが使えて安心
国際ローミングの利用により、海外でも普段使っている電話番号で着信が受けられるのは利便性が高い。
しかし海外での通信データ容量は限られているため、現地のネットワークに接続できるSIMカードを導入するケースが多い。このときデュアルSIMが使える機種だと、電話番号を有効化したままデータ通信用のSIMを追加できる。
データ通信は現地SIMで快適に!
海外の通信インフラは、国によって物理SIMカードが入手しやすい場合や、eSIMが簡単に手続きできる場合がある。
デュアルeSIM対応のPixelに、日本国内での回線をeSIMで入れていれば、海外の現地SIMは物理SIM・eSIMどちらも追加するだけで対応できる。しかし国内のSIMが物理SIMだった場合、交換の手間と紛失するリスクを伴ってしまう。
海外へ出掛ける頻度の高い人は、最初からeSIMで運用して、物理SIMとeSIMそれぞれのスロットを空けておくのが、おすすめの運用方法です。
Google PixelでデュアルSIMを設定する方法
Google Pixel シリーズでデュアルSIMを利用する場合、次のいずれかのパターンになる。
- 物理 SIM と eSIM を登録する
- eSIM を2つ登録する
物理SIMスロットは1つしかないため、物理SIMカードを2枚登録することはできない。なお細かい設定手順や、SIMの切り替え方法については、次の記事で詳しく解説しているので参考にして欲しい。
【よくある質問】eSIMは3つ以上登録できるのか?
eSIMを3つ以上、登録できる
ただし、同時に有効化できるのは最大2回線まで。
eSIMを3つ登録しても、発着信できる電話番号は2つ、利用するモバイルネットワークは1つに限定されます。
まとめ
Google Pixel シリーズは、デュアル SIM が利用でき、Pixel 7 以降のデュアル eSIM 対応により、国内外問わず幅広いシーンで活用できる。特に海外での利便性を重視する方であれば、eSIMの活用がおすすめ。この記事を参考に、次の海外への旅行や出張で快適にデュアルSIMを活用できればと思う。
また、具体的な設定手順やSIMの切り替え方法は、以下の記事をご覧いただければと思う。初心者の方でも簡単に設定できるよう、詳しく解説している。