DJI Mic Mini 2S が登場!本命すぎてDJI Mic 3との差が一気に縮まった

2026年7月2日、DJI Mic Mini 2S が中国での発売が開始された。(日本での発売は未定)
先立って発売された DJI Mic Mini 2 を、外観そのままにパワーアップさせたモデルであり、Miniシリーズ最大の弱点だった内部録音に対応したことで、一気に本命候補になった。
一般的な動画撮影であれば、DJI Mic 3 に迫る性能を備えている。
販売価格は DJI Mic Mini 2 と DJI Mic 3 の中間あたり。現在の日本国内で販売している価格から推測すると、おそらく DJI Mic Mini 2S セット (2 TX + 1 RX + 充電器) で28,000円前後ではないだろうか。
| 製品 | 価格 |
|---|---|
| DJI Mic 3 | 37,290円 (セール時) |
| DJI Mic Mini 2S | 28,000円前後 【予想】 |
| DJI Mic Mini 2 | 14,520円 |

日本での正式な価格や発売日は、まだ公表されていないため、個人の推測である旨ご了承ください。
DJI Mic Mini 2S ここが進化した!
32bitフロート内部録音に対応
DJI Mic Mini シリーズで初めて、内部録音できるようになった。しかも音割れに強い32bitフロート対応。
Osmo Pocket 4 等と接続した際に、内部にバックアップデータを残せるのが大きなメリットだ。マイクとの通信が不安定になり、カメラ側の音声データがぶつ切りになってしまっても、マイク側のバックアップデータが利用できる。
内蔵ストレージは約14.5GB。最大28時間の録音ができる。

DJI Mic 3 の容量の約半分ですが、DJI Mic 2 が 8GB だったことを考えると十分な容量です。
2段階のAIノイズキャンセリングに対応
騒音や残響音などを減らし、人の声をクリアにしてくれるノイズキャンセリング機能が新しくなった。強弱と2段階で用意されているのはこれまで通り。
具体的には使ってみるまでわからないが、AIノイズキャンセリングと記される通り新しいシステムが搭載されたことで、今まで以上にノイズの抑制が自然になることが期待される。

サンプル動画を見ると、騒がしい環境でのノイズ制御がかなり自然な仕上がりになった印象を受けました。
最大4台の同時接続に対応
レシーバーを使うことで、DJI Mic 3 のようにマイクを4台接続して、4チャンネル出力可能になる。
しかも、これまでの DJI Mic Mini や Mic Mini 2 のトランスミッターを混ぜて接続できる点では、DJI Mic 3 より使い勝手が良い。過去の資産が使えるメリットは大きい。

過去モデルを持っている人なら、新しい DJI Mini 2S を買い足すだけで、4人ロケ仕様にアップグレードできるの、すごくない?!
DJI Mic 3 と Mic Mini 2S の違い
新機種とは言え、DJI ワイヤレスマイクのフラッグシップモデルは DJI Mic 3 になる。
多くのユーザーにとって DJI Mic Mini 2S のほうが価格も安く、選びやすい端末になるのは間違いない。しかし当然ながら DJI Mic 3 が優れている部分もあるため、購入を検討する際は仕様は確認しておいたほうが良い。
| DJI Mic Mini 2S | DJI Mic 3 | |
|---|---|---|
| 重量 | 12g | 12.5g |
| ノイキャン | 2段階(AI) | 2段階 |
| タイムコード | なし | サポート |
| 内蔵ストレージ | 約14.5GB | 約27.9GB |
| 録音時間 | 最大28時間 | 最大57時間 |
| レシーバー | 4TX 接続可(*1) | 4TX 接続可(*1) |
| ディスプレイなし | ディスプレイあり | |
| トランスミッター | 1RX ペアリング可(*2) | 8RX ペアリング可(*2) |
| バッテリー寿命 | TX 最大11時間 RX 最大10時間 充電器 最大40時間 | TX 最大8時間 RX 最大10時間 充電器 最大28時間 |
| 無線モード | GFSK 1Mbps/2Mbps | Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac/ax SDR:カスタム可能 |
| フロントカバー | 交換可能 | なし |
(*1) 1台のレシーバーに4台のトランスミッター接続が可能。DJI Mic Mini 2 は旧モデルの DJI Mic Mini と DJI Mic Mini 2 も接続できる。DJI Mic 3 は他のモデルに非対応。
(*2) 1台のトランスミッターに最大8台のレシーバーを接続できる。複数台のカメラで撮影する際に、ペアリング設定を切り替えることなく運用できるプロ仕様。
DJI Mic Mini 2S のトランスミッターは、DJI Mic Mini 2 で採用されたマグネット式で交換可能なフロントカバーが利用できる。

洋服の色に合わせてカバーの色を変えられるのは、地味に嬉しかったりします。
DJI Mic 3 のプロ用途の色が濃くなった
個人撮影で YouTube や SNS に動画を投稿する目的であれば、DJI Mic Mini 2S で十分事足りてしまう。あまりにも優秀すぎて、DJI Mic 3 を選ぶ場面がかなり限られてきた。
プロの撮影現場においては、間違いなく DJI Mic 3 のほうが運用上都合が良いだろう。複数レシーバーとペアリングできる以外、あまり大きなアドバンテージはない。
なお同時に複数台のカメラで撮影する場合は、タイムコードがあると動画編集ソフト上で自動的に同期できるため、編集が楽になる場面もある。今は個人撮影でも画角の違うカメラを用意するパターンもあるので、この点は補足として伝えておく。
そしてタイムコードが必要な場合は、必然的に DJI Mic 3 を選ぶことになる。
結局どれを買えばいい?
スペック面から予想するに、DJI Mic Mini 2S は、DJI Mic 3 の人気を奪う機種になるだろう。内部録音できるようになり価格も抑えられた新しい機種が、DJI ワイヤレスマイクの新しい定番になりそうだ。
今すぐワイヤレスマイクが必要でなければ、DJI Mic Mini 2S の発売を待って判断するのをおすすめしたい。

僕自身、ずっと DJI Mic 3 を買おうか迷っていましたが、詳しい仕様を確認して DJI Mic Mini 2S の発売を待って購入しようと考えています!
ただ、誰しもが内部録音を必要としてない。
手軽にワイヤレスを使ってみたいユーザーにとっては、手頃な価格で購入できる DJI Mic Mini 2 でも音質は十分だろう。僕はアクションカメラ用に DJI Mic Mini を使っているが、2段階ノイズキャンセリングも使いやすいし、サイズも小さく気に入っている。
音が途切れるのが絶対に NG であるような環境で撮影しない限り、内部録音のバックアップは基本的に必要としない。あとは自身に最適な機種を選ぶだけ。
- 内部録音が欲しい ➡ DJI Mic Mini 2S
- 価格重視 ➡ DJI Mic Mini 2
- タイムコードや複数レシーバー運用などプロ用途 ➡ DJI Mic 3

こうやってまとめると、DJI Mic Mini 2S って自社製品すらぶっ壊しに来てる感がすごいですね。一体、発売されたらどうなることやら。
日本での発売が楽しみですね!







