Osmo Pocket 4P におすすめのmicroSDカード|2年間使って選んだKingston

DJI Osmo Pocket シリーズ最新モデル、Osmo Pocket 4P が登場します。
内蔵ストレージ 103GB を備えているのが特徴で、マイクロSDがなくても撮影できます。

内蔵ストレージがあるなら、マイクロSDカードは必要なのでしょうか?もし必要な場合は、何を買えばいいのでしょう?
前モデルOsmo Pocket 3で丸2年間、YouTubeでVlog撮影してきた僕の経験を踏まえて、アドバイスさせていただきます。
マイクロSDカードの必要性
必要なケース
- D-Logメインで撮影する場合
- Vlog撮影(撮影時間が読めない)
- 断続的な長時間撮影の可能性がある場合
- 内蔵ストレージからすぐデータを取り出せない環境での撮影の場合
長時間撮影の目安としてで、具体的に内蔵ストレージで撮影できる時間を掲載しておきます。
| 解像度 | フレームレート | ノーマルモード | D-Log撮影 |
|---|---|---|---|
| 1080p | 30fps | 10時間50分 | 6時間50分 |
| 1080p | 60fps | 7時間45分 | 4時間40分 |
| 4K | 30fps | 4時間40分 | 2時間40分 |
| 4K | 60fps | 3時間 | 1時間50分 |
カラーモードをD-Logで撮影すると、データ容量は大きくなります。上記の撮影時間は目安です。撮影環境により前後します。

僕の撮影環境は、4K 30fps の D-Log 設定です。丸1日 Vlog を撮ると、動画はのべ2~3時間に及び、1日あたり必要な容量は約100GBが目安。一泊二日の旅であれば、翌日も同じ容量が必要になります。
僕の場合、撮影したデータをその日のうちにパソコンなど別のストレージに移動できるなら、内蔵ストレージのみで対応できます。しかしノートパソコンを持ち運ぶが大変なので、僕はマイクロSDカードで運用しています。
撮影時間がどれくらいになるのか、明確に判断できない場合はマイクロSDカードがあると安心です。
不要なケース
- カラーモード「ノーマル」かつ短時間での撮影
- 4KではなくFHDで撮影する場合
- 内蔵ストレージからすぐにデータを取り出せる場合
撮影データ容量が少ない場合、またはデータ容量がいっぱいになってもすぐデータを取り出せる環境で撮影する場合は、マイクロSDカードは不要です。
Osmo Pocket 4P の仕様では、USB3.1 接続時の最大伝送速度が 800MB/s です。手元にパソコンがある環境では、内蔵ストレージがいっぱいになっても高速ですぐにデータを退避できます。

最終的には撮影時間に依存しますが、短時間で撮影を終えてすぐ編集する運用であれば、内蔵ストレージだけでも十分だと思います。
Osmo Pocket 4P おすすめのmicroSDカード
DJI 推奨モデル
DJI公式サイトのスペック表に記載のある推奨モデルは以下の通り。
- Lexar Silver Plus 64GB
- Lexar Silver Plus 128GB
- Lexar Silver Plus 256GB
- Lexar Silver Plus 512GB
- Lexar Silver Plus 1TB
- Kingston CANVAS GO! Plus 64GB
- Kingston CANVAS GO! Plus 128GB
- Kingston CANVAS GO! Plus 256GB
- Kingston CANVAS GO! Plus 512GB
- Kingston CANVAS GO! Plus 1TB

最大 1TB の容量に対応。マイクロSDカードの仕様は、全て UHS-Ⅰの U3, A2, V30 に対応したモデルです。
どのような仕様か簡単に説明すると、4K撮影に必要な性能を満たしたmicroSDカードです。
| 最低保証レート | スピードクラス | 対応ビデオフォーマット | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| UHSスピードクラス | ビデオスピードクラス | 8K | 4K | FHD | HD | |
| 90MB/s | V90 | |||||
| 60MB/s | V60 | |||||
| 30MB/s | 3 | V30 | ||||
| 10MB/s | 1 | V10 | ||||
| 6MB/s | V6 | |||||
そして僕のおすすめは Kingston です。
Kingston CANVAS GO! Plus

DJI 推奨モデルでもあり、実際に僕が2年以上使い続けているマイクロSDカードです。
- 日本国内向けの製品として販売している
- DJI製品との相性が良い
- DJI推奨のためDJI保障の下で動作確認ができている
- 2年間何も問題なく使えている
- 転送速度が速いのがお気に入り
Kingston CANVAS GO! Plusのおすすめポイント
一番のお気に入りポイントは、転送速度が速いこと。大容量の動画データをパソコンに素早く移せるのは重要な要素です。
| 読込速度 | 最大200MB/s |
|---|---|
| 書込速度 | 最大160MB/s |
ハード面の耐久性については判断できかねます。しかしこれまで氷点下での撮影や、真夏の南国での撮影もたくさん行ってきましたが、エラーなく記録できている点は評価できます。僕の場合は、あまりに使い勝手が良いため後追いで追加購入しているくらい、お気に入りの製品です。

Osmo Pocket 3 など、他のDJI製品でも推奨されているSDカードです。オズポケシリーズで撮影するならこれを買っておけば間違いないSDカードと言えるでしょう。
容量はどれくらい必要か?
今一度、内蔵ストレージを使った撮影時間目安をご覧ください。
| 解像度 | フレームレート | ノーマルモード | D-Log撮影 |
|---|---|---|---|
| 1080p | 30fps | 10時間50分 | 6時間50分 |
| 1080p | 60fps | 7時間45分 | 4時間40分 |
| 4K | 30fps | 4時間40分 | 2時間40分 |
| 4K | 60fps | 3時間 | 1時間50分 |
Osmo Pocket 4P の内蔵容量は 103GB です。128GBのSDカードでは、上記の時間よりも 20% 多く撮影できます。
僕の場合は、1日あたりの撮影データで100GBほど消費します。それを2日~3日分まとめて記録するため、撮影前は 300GB を目安に準備しています。オズポケ3では内蔵ストレージがなかったため、256GBを2枚使っていました。オズポケ4Pの場合は、内蔵ストレージを使えば256GBのSDカード1枚で足りる計算です。

今はSDカードが高騰しているため、値段で選ぶのは仕方ないところではありますが、向こう数年に渡って高騰が続く可能性があります。個人的には必要な容量ギリギリより、高額になっても少し多めに準備しておくのをおすすめしたいです。
なお、余程の理由がないかぎり 64GB は選択しないほうが無難です。あまりに容量が少なく、撮影の良いタイミングでSDカード交換がやってくるため、推奨モデルであってもおすすめできません。
商用撮影の場合、データ破損に備えて敢えて容量の少ないものを使うケースがあります。一般の撮影においては、64GB はかなり使いづらい容量です。
僕は撮影の途中でSDカードを交換したくないため、256GBを利用しています。
これまで Osmo Action 5 Pro や Osmo 360 など、内蔵ストレージのあるモデルを使ってきましたが、どちらも基本的にはSDカードで撮影し、SDカードの容量が足りなくなったら内蔵ストレージを利用。それでも足りなくなったら、予備のSDカードを使うといった運用をしています。

あ、でも撮影時間が短いとわかってるときは、転送速度の速い内蔵ストレージから使っています!
容量については、撮影の内容で必要なGB数が変わりますので、僕の使い方は参考程度にして各自判断いただければと思います。
もう少し安いmicroSDが欲しい方へ
いくら Kingston が推奨とは言え、ちょっと高い。他にもっと安く売ってる microSD カードを使うのはどうなのか?

あまりオススメしませんが、使えないわけではありません。ただ1つ、性能が低いmicroSDカードを選ぶと書き込み速度不足でエラーが出ます。

選ぶ目安は、ビデオスピードクラス V30 以上であること。最低保証レート 30MB/s であれば、Osmo Pocket 4P で問題なく動画撮影できます。
価格と品質のバランスが良い EXCERIA G3
現状 Amazon で発売されている数々の microSD カードの中で、おすすめできるのがキオクシアの EXCERIA シリーズです。
- 読込速度 最大 160MB/s
- 書込速度 最大 50MB/s
基本性能は Kingstone に劣るものの、動画の書き込みは問題なく行えます。

ただの EXCERIA ではなく EXCERIA G3 です。この G3 なしバージョンは性能が低いので、購入の際はお気をつけください。
新型の DJI Osmo Pocket 4 / 4P についてはまだ情報が更改されていませんが、過去の Osmo Pocket 3 や Osmo Action 6 は動作確認済みの機器として、キオクシアの公式サイトにも記載されています。
大容量モデルのある EXCERIA PLUS
ノーマルの EXCERIA より上のランクの EXCERIA PLUS です。ただ、バージョンが古いモデルのため、読み込み速度は EXCERIA G3 に劣ります。
- 読込速度 最大 100MB/s
- 書込速度 最大 85MB/s
EXCERIA PLUS も最新の G3 があります。読込速度が最大210MB/s、書込速度が最大150MB/sと高性能ですが、このように超高額なmicroSDカードであるため、ここでは無印のみを紹介させていただきます。

読込速度が遅いと、動画ファイルをパソコンに取り出すのに時間が掛かります。価格の安さは、それだけ性能が弱い部分もある点をご理解ください。
容量が大きい方が、利便性は高いです。しかし読み込み速度が速いほうが、撮影後のデータ移動の手間は少なくなります。
選ぶときは転送速度よりも、どれくらいの容量が必要なのかで判断したほうが望ましいです。
どっちが良いか分からなければ、KIOXIA EXCERIA G3 にしましょう!新しいモデルのほうが、データ転送は楽に行えます。
midroSDカード購入時の注意点
公式推奨の microSD カードを購入する場合は、正規代理店からの購入がおすすめです。並行輸入品(海外リテール品)は、日本国内向けの製品保証の適用外になるため注意が必要です。
Kingston の製品を購入する場合は、正規代理店であるプリンストン直営のオンラインストアから購入できます。
また Amazon で入手できる製品は、販売代理店による販売と、そうでないものが混ざっているため、購入の際はきちんと確認しましょう。

キオクシアのmicroSDカードで安く買えるものは、残念ながら並行輸入品です。その点お気をつけください。
Kingston製品を買う場合は、販売元が「プリンストン公式オンラインストア」であれば、Amazon で購入OK。その他、Amazon 以外の販売元で保証が受けられるかは不明です。以下、楽天のリンクは代理店のショップのものです。

背伸びをする必要はありませんが、必要な容量を選んで購入するのが大切なポイントです。どうしても迷ってしまうなら、ひとまず128GBで運用してみるのが良いと思います。足りなければ買い増しして、その時にまた改めて最適な容量を選んでみてはいかがでしょうか。













