Pixel 9 Pro をマグセーフ化した!これが僕のおすすめアクセサリー
Google Pixel も iPhone のように、マグセーフ機能が付いていれば便利だろうなぁと思っていると、どうやらマグセーフに対応した、Pixel 用のスマホケースの存在を知る。
実際に使ってみると、想像通りの使い心地。機種変更前の Pixel 8 から導入した、僕の Google Pixel & MagSafe 環境。新しく機種変更した Pixel 9 Pro にも取り入れたので、利用しているおすすめアクセサリーを紹介します。
マグセーフ化すると、機種変更しても使っていたアイテムが流用できる!これはマグセーフ化で得られる最大のメリットです。
Pixel 9 Pro マグセーフ対応おすすめアイテム
Pixel のような Android 端末をマグセーフ化する上で最も重要なのがスマホケース。このケースさえ決まれば、他のアクセサリーはどうにでもなる。選ぶポイントは、磁力がしっかりしていること。
TORRAS スマホケース
マット感のあるサラサラした肌触り。それでいてしっかりとしたグリップ感がある。数あるマグセーフ対応のスマホケースから、僕がこのケースを選んだ理由は次の通り。
- Pixel 8 で使った実績がある
- ケースの落下耐性が高い
- 磁力が強い
- サイドボタンを交換できる
過去に安い TPU 素材のスマホケースを使って、落下の衝撃で画面を破損した経験があります。数年もの間、スマホを床に落とさないのは絶対に無理なので、耐衝撃性能はケース選びの最重要ポイント。
本当は薄いスマホケースが望ましいけど、衝撃性能を重視すると THE FROST AIR のような薄型ケースは現実的ではありません。多少厚みがあっても、スマホ本体を守ってくれるのが絶対です。
この TORRAS のケースは、画面側とカメラ周りの縁が立っているのが特徴。ディスプレイ側から落下しても直接衝撃を受けず、画面破損のリクスは少ないと思われます。
角からの落下も問題ありません。既に前モデル Pixel 8 用のケースで、幾度となくアスファルトへの落下を経験済み。本体は無傷のまま、今も使っています。ケースもそのまま継続利用中。(今は妻が引き継いで使っている)
またケース自体の磁力が強いのも好印象。アクセサリーを取り付けても、そう簡単に外れない。このあと紹介するスマホホルダーも、片手では外せないくらい、しっかりくっつていくれるので安心。
右サイドの電源ボタン、音量ボタンは交換が可能。最初から付いているブラックに加えて、オレンジと蛍光イエローの3色。ケース自体にカラーバリエーションがないため、このようにアクセントカラーが入れられるのがお気に入り。僕のケースはオレンジに交換済み。
マット素材のケースゆえ、指紋というか皮脂は付きやすい印象。画面を拭くついでに、ときどきケースも拭いてあげる必要がある。気になるところはこれくらいで、あとは概ね満足しているケースです。
ケースカラーはブラックのみ。白系のスマホだと、その面影がいなくなっちゃうのはデメリットかも。
スマホスタンド(グリップ)
僕がマグセーフ化して、一番使いたかったアイテムの1つ。スマホスタンドの beak mag。これは Pixel 8 で使っていたものをそのまま Pixel 9 Pro に流用。粘着式だと機種変更時の交換が大変だったけど、マグネット式になって簡単に移行できたのが嬉しい。
縦置き・横置き、どちらにも対応。スタンド自体も縦横自由に取り付けられる。
類似品として MOFT を利用するユーザーもいます。僕は beak 派だけど、妻は MOFT を利用するユーザー。背面にカードを1~2枚入れられる構造なのが、MOFT のメリット。クレジットカードや免許証など、一時的にスマホと携帯したいときに便利です。
MagSafe 対応版の MOFT は、強度も強くなっている印象。持ちやすさは人それぞれ違うので、beak と MOFT のどちらが良いのかは単純比較できません。もしカードホルダーが必要なら、MOFT のほうが使い勝手は良いです。
僕は beak の指を入れたときのホールド感が好みで、過去に MOFT から乗り換えています。手に持つと、こんな感じ。左が beak で、右が MOFT です。
beakでこの持ち方をすると、0.5倍レンズでのカメラ撮影時に指が映るので要注意!
beak を広げたまま写真を撮るときは、穴に人差し指を通せば問題ありません。一方の MOFT だとこの問題はないので、使い方をイメージしながら選ぶと良いです。
なお販売元の Human Natures では SDGs の取り組みの一環として、使用後の beak を回収しています。磁石(金属)やプラスチックなど、リサイクル可能な素材を用いてる製品のため、自社で回収して分別しています。
beak の梱包パッケージが、そのまま封筒として使って郵送できます。返送後は、公式ストアで使える500円クーポンがもらえるのがポイント。
個人的に役立っている便利なアクセサリー
基本的にしっかりしたケースがあれば、スマホホルダー然り、後は好みのものを探すだけ。この先は、僕の用途において使い勝手の良かったアイテムを紹介します。絶対に必要なものではないので、参考程度にご覧ください。
車載ホルダー
うちは夫婦共々 Google Pixel がマグセーフ対応になったので、車載ホルダーもマグネット式に変更。頻繁にスマホのカーナビアプリを使うため、欠かせないアイテムとなっている。ケースに取り付けた beak や MOFT を外す必要があるものの、従来の挟む方式のものより取り付けやすくて良い。
利用するナビアプリによって縦横を変えて使っているため、自由に回転できるのがとても重宝している
取り付け方法は、エアコンの吹き出し口に挟むだけ。ただし場所によっては、吹き出し口の向き(風向き)が下になるのがデメリット。慣れるまでは、ちょっとした調整が必要です。
またシリコン素材の足で挟んでホールドする構造のため、取り外すときに磁力が強すぎて場所がズレることもあります。どうしても動くのが嫌なら、ダッシュボードに貼り付けるタイプ の製品を選ぶと良いです。
なお僕がこの製品を選んだ最大の理由は、旅先のレンタカーでも使うため。
だから敢えて固定式ではなく、取り外しが簡単にできるものを選びました。運転席・助手席の両方に取り付けておくと、自家用車でもレンタカーでもスマホの置き場所が大体同じになります。
撮影グリップ兼スタンド
上に付いているのは、Ulanzi の三脚用マウント。足元は DJI Osmo Pocket 3 クリエイターコンボ付属の、ミニ三脚を組み合わせたもの。丸い部分がマグセーフ対応機器にくっつく構造で、爪を開いて普通のスマホも挟める構造になっている。
ミニ三脚は Osmo Pocket 3 通常版には付属しないアイテムなので、個別に購入可能
時々デスク上でも使うことはありますが、beak や MOFT で済むので、基本的には旅行のときに利用するアイテムになります。三脚部分をたためばグリップになって、カメラ撮影がしやすくなります。また旅先での自撮り用三脚としても活躍してくれるアイテムです。
beak や MOFT だとスマホが直立しないため、セルフタイマーの撮影が困難です。このように三脚マウントと組み合わせることで、上向きの自撮りも簡単に撮影できます。
ただ Pixel 9 Pro の場合、カメラ機能に「一緒に写る」が用意されているので、今後はタイマーによる自撮りが減ってくると思います。
Android をマグセーフ化した感想
僕の場合、スマホを撮影機材の1つとして捉えているので、最後に紹介した三脚マウントを使う頻度が高く、ほぼストレスフリーで beak と入れ替えられるのは非常に重宝しています。またこの三脚マウントは、カメラのコールドシューにも取り付けが可能。Pixel を大きな撮影用モニターとして扱ったりもしています。
マグセーフ化して一番良かったと思ってることが、機種変更してもケース以外のアイテムが流用できる点です。粘着式だと水に濡らして再利用可能とうたわれていても、実際に粘着面がダメになるのはよくある話。でもマグセーフ対応なら、その煩わしさが一切ありません。
僕の用途ではとても便利になった。それが率直な感想。
スマホホルダーも紹介した beak や MOFT だけでなく、マグセーフ対応のスマホリングや ポップソケッツ など様々なアイテムが存在します。一種類に限定せず、複数を交換しながら運用できるのもメリットです。
iPhone ユーザーでもマグセーフ対応アクセサリーを使わない人がいるように、万人に必要な機能ではありません。ただ Pixel をマグセーフ化したところで、デメリットになることもないので、興味のあるかたは一度試してみてはいかがでしょうか。