ドコモから楽天モバイルのeSIMにMNPする方法!三木谷社長キャンペーンで14,000ポイントGet!
妻が25年以上使い続けたドコモを解約し、楽天モバイルに乗り換えることになった。その理由は2つ。
- ドコモ回線の品質が悪く、大事なところで繋がらない
- 楽天のお得なキャンペーンをやっていた
ドコモがつながらない問題は、この数年で顕著に表れるようになった。人が多い場所で、ドコモだけつながらない。そんな場面に直面した、こちらの出来事。この件がきっかけで、ドコモをやめる決心がついたそう。
そしてタイミング良く楽天モバイルで行われている、三木谷社長のポイント還元キャンペーン。キャンペーンに参加してMNPすれば、楽天ポイントが14,000円分還元されるというもの。
これはさすがに、お得すぎる。
楽天期間限定キャンペーン詳細
キャンペーンの適用条件
- 他社からのMNPでの乗り換えが条件
- 2回線目以降も対象(最大5回線まで)
- キャンペーンページから申し込み
- 回線の利用で条件クリア
- ポイント付与の時点で契約していること
今回のように、楽天モバイルへMNPを検討しているユーザーには、ピッタリのキャンペーンだ。
14,000ポイント付与で実質1年無料
ポイント還元のタイミングは以下の通り。
契約月を1ヶ月目としてカウントする。契約から丸4ヶ月経った月末から、3分割でポイントが付与される。毎月 3GB のデータ利用量で収めると月々の料金は1,081円になり、実質1年間無料で使える計算になる。
契約期間 | ポイント付与 | 最低利用料金 | 累計料金 ポイント差額 |
---|---|---|---|
1ヶ月 | 0pt | 1,081円 | 1,081円 (-1,081円) |
2ヶ月 | 0pt | 1,081円 | 2,162円 (-2,162円) |
3ヶ月 | 0pt | 1,081円 | 3,243円 (-3,243円) |
4ヶ月 | 0pt | 1,081円 | 4,324円 (-4,324円) |
5ヶ月 | 4,000pt | 1,081円 | 5,405円 (-1,405円) |
6ヶ月 | 5,000pt | 1,081円 | 6,486円 (+2,514円) |
7ヶ月 | 5,000pt | 1,081円 | 7,567円 (+6,433円) |
8ヶ月 | 0pt | 1,081円 | 8,648円 (+5,352円) |
9ヶ月 | 0pt | 1,081円 | 9,729円 (+4,371円) |
10ヶ月 | 0pt | 1,081円 | 10,810円 (+3,190円) |
11ヶ月 | 0pt | 1,081円 | 11,891円 (+2,109円) |
12ヶ月 | 0pt | 1,081円 | 12,972円 (+1,028円) |
契約から5ヶ月目までは累計でマイナスになるけれど、ポイントが付与されてから一気に黒字化する。そして7ヶ月経過した時点が、最も利益が出ている状態になる。
キャンペーンのエントリーはこちらから
14,000pt還元キャンペーン
MNPではなく新規登録の場合は、7,000ポイント付与なるのでご注意を。
そんなわけで、お得なキャンペーンを利用して、ドコモから楽天モバイルのeSIMへMNPを実施した。
その記録として、手順をわかりやすくまとめておく。
楽天モバイルへのMNPに必要なもの
- 楽天回線に対応した端末
- インターネット回線
- 身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード)
MNPの事務手数料は0円で行える。
楽天モバイルの対応機種は、公式サイトから確認できる。もしドコモで購入した端末でも、対応していれば利用が可能。そして2021年10月以前に購入した機種の場合、SIMロックが掛かっている可能性があるため、事前に解除しなくてはいけない。
楽天モバイルの対応端末、ならびにドコモ端末のSIMロック状況と解除方法については、こちらのページを参考にして欲しい。
eSIMを選んだ理由
なぜ物理SIMではなく、eSIMを選んだのか。
- eSIMは再発行手数料が0円
- SIMの差し替え不要 (ダウンロード処理)
- MNPは最短で当日切り替えできる
eSIMとは、物理的なSIMカードを挿入する必要がないデジタルSIMのこと。対応機種であれば、オンラインだけで手続きが完了し、数分で使い始められるのが特徴。機種変更しても、ネット経由でeSIMをダウンロードするだけで完結できる。
eSIM対応機種か確認する方法
せっかくeSIMを契約しようとしても、スマホがeSIM対応していなければ意味がない。
スマホがeSIM対応しているか、確認する方法は簡単です。電話アプリから *#06# と入力して、EIDの項目があればeSIM対応機種です。
楽天モバイルへのMNPに掛かる時間
楽天モバイルのMNPは、eSIMを選択して審査が早く進めば、30分程度ですべての手続きを終わらせられる。ただしMNPを申し込むタイミングにより、開通処理の連絡が翌日になる場合もある。
MNP受付時間 | 開通処理の時間 |
---|---|
9:00 ~ 21:00 | 当日 (最短すぐ) |
21:00 ~ 翌8:59 | 翌9:00以降 |
楽天モバイルMNP手続きの具体的な流れ
今は手続きが簡素化された、MNPワンストップという制度がある。
- 移行元の会社(ドコモ)でMNP予約番号を取得する必要がない
- いきなりMNP先から手続きを開始できる
このMNPワンストップを利用することで、MNP予約番号の有効期限を気にせず電話番号を移行できるようになった。今回はこの新しい制度を使って、MNPを実施していく。
ただし状況により手続きがうまく進められない場合は、MNP予約番号を取得して行ってください。
MNPワンストップの流れ
- 楽天からeSIMの申込みを行う
- 電話番号選択でMNPを選ぶ
- 支払い方法を選んでMNPを申請する
- ドコモ側でMNPによる解約手続きをする
- ドコモ側で引き継ぎ申請をして開通を待つ
- 楽天側でMNP転入を行う
- 開通手続きをする
- eSIMプロファイルをダウンロード
- 楽天モバイルが開通する
MNPワンストップでの申し込み手順
- 楽天モバイルのキャンペーンページから申し込み開始(こちらのページからアクセスしないと、ポイントが獲得できないので要注意)
キャンペーンページはこちら - Rakuten最強プランを選択(現在プランは1種類のみ)
- 不要であればオプション(有料)の15分通話かけ放題は加入しない(専用アプリ経由なら電話かけ放題なので不要)
- その他のオプションも不要であれば加入しない
- SIMタイプはeSIMを選択
- 「この内容で申し込む」をタップして手続きに進む
- 契約者情報が身分証明書の内容と一致しているか確認してチェック
- AIかんたん本人確認 (eKYC) に進む
- 提示する身分証明書を選択
- 指示に従い、身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード)と自身の顔を撮影する
- 電話番号選択画面で他社からの乗り換え(MNP)を選択
- 電話番号を入力して次へ進む
- 支払い方法を選択(クレジットカード番号の選択または入力 / 口座振替も可能だが毎月110円の手数料が掛かる)
- 楽天ポイントを支払いに利用するか選択して申し込む(還元ポイントを支払いに使いたい場合、ポイント利用を有効にしておくのがおすすめ)
- 申込内容の最終確認をする
- 製品ページへ移動させようとするので、プランのみの選択で申し込みへ進む
- 重要事項説明・利用規約に同意
- MNP受付完了
【重要】dアカウントのIDを変更しておく
楽天モバイルへMNPを行うと、ドコモのメールアドレスが使えなくなってしまう。そのため、もしdアカウントのログインIDがドコモのメールアドレスの場合、事前に変更しておかないと、dアカウントにアクセスできなくなる可能性がある。
他のIDに変更しておけば、引き続き同じアカウントを利用できるので、dポイントもそのまま残せて安心だ。次のページに、変更手順が載っているので参考まで。
IDにはGmailやYahooメールのような、フリーメールのアドレスも利用できます。MNP前に変更を済ませておきましょう!
my楽天モバイルのアプリをダウンロードする
ここで my 楽天モバイルのアプリをインストールしておく。あとはこのアプリの画面から操作を行い、MNPの手続きを完了させる。
MNP電話番号引き継ぎ申請を行う
ではここから、ドコモ側での処理に移る。
- my楽天モバイルのアプリを開く
- 右上の から「申込み履歴」をタップ
- 一番上の申込番号の項目をタップして次に進む
- 電話番号引き継ぎ申請を行う
- キャリアを選択してチェックリストを確認し次へ進む
- my docomo が開くのでログインする
- MNP手続きに関する注意事項(1/2)を確認
- MNP手続きに関する注意事項(2/2)を確認
- 「MNPのお手続きに進む」をチェック、受付確認メールの送付先を選択して次へ
- ドコモを解約する理由のアンケートに答えて次へ
- MNPの手続き内容の最終確認をして、手続きを進める
- MNPの手続き完了し、のりかえ先(楽天モバイル)サイトへ進む
この時点で21:00を超えていたら、ここから先の作業は翌9:00以降になります。21:00前であれば、そのままMNP転入手続きに進みます。
MNP転入手続きをする
ドコモサイトから直接移動して申請する場合(受付時間が21:00以前の場合)は、③から処理が開始される。日付をまたぐ場合は、①から処理を再開する。
- my楽天モバイルのアプリを開く
- 右上の から「申込み履歴」をタップ
- MNP転入手続きを開始する(まだこの画面になっていなければ、しばらく待つ。ただし21:00以降であれば翌日まで更新されない)
- MNP転入手続き前の最終確認をして、MNP転入を開始する
- 開通手続きへ進む
- eSIMをダウンロードする
- 回線が開通してMNP手続完了
これで妻のドコモ回線が、楽天モバイル回線に切り替わりました!
楽天モバイルには家族割が存在する
楽天モバイルには「最強家族プログラム」なる家族割が用意されている。このプログラムを適用すると、利用料金が100円引きになるというもの。家族の条件はかなり緩く、親戚や事実婚、同性パートナーも対象者として扱われる。登録は最大20回線まで。
代表者が my 楽天モバイルからグループを作成し、それぞれ招待して参加するだけで家族割が適用される。
ドコモみたいに店舗に行く必要がないので、登録がとっても簡単。グループ作成方法は、こちらのページから確認してください。
楽天モバイルに乗り換えによるメリット・デメリット
まず簡単に、これまで使っていたドコモとの料金比較表をご覧いただきたい。
ドコモ | 楽天モバイル | ||
---|---|---|---|
通信料金 | 3GB | 2,167円 (irumo) | 1,081円 |
5GB | 2,827円 (irumo) | 2,178円 | |
10GB | 2,970円 (ahamo) | 2,178円 | |
20GB | 2,970円 (ahamo) | 2,178円 | |
30GBまで | 2,970円 (ahamo) | 3,278円 | |
30GB以上 | 4,950円 (ahamo) | 3,278円 | |
通話料金 | 30秒22円 | 専用アプリ利用で0円 |
楽天モバイルのメリット
- データ利用料が少ないときは料金が安い
- データ利用料が多すぎるときも料金が安い
- 通話料金が無料
- MNP乗り換えキャンペーンがある
データ利用量が少量でも、大容量でも、通信費の価格を抑えたいなら楽天モバイル。中途半端な容量であればドコモが逆転する場合があるけれど、ほとんどのパターンで楽天モバイルが安く済ませられる。
楽天モバイルのデメリット
- プラチナバンド普及まで回線品質が不安定
- 通話品質は悪くないがVoLTEほど良くない
- 実店舗が少なく対人サポート面の不安がある
日常生活で著しく困ることはないけれど、回線品質の問題は拭えない。例年良くなっているし、繁華街では問題なく使えている。しかし一部の地下など、電波が届きにくい場所での回線品質は改善の余地がある。2024年6月からプラチナバンドが普及しはじめたので、今後の改善を期待したいところ。
ただ、ドコモの通信状況が良くない場所で、楽天モバイルに切り替えると快適に使えるケースもあるため、一概に楽天の通信環境が悪いとも言い切れない。
今のドコモ回線の品質は、お世辞にも良いとは言えないので、総合的には楽天モバイルを使うメリットのほうが大きいと思います。
まとめ
データ使用量が少ない人も、たくさん使う人も、スマホの通信費を抑えたいのであれば、楽天モバイルはかなり良い選択肢になる。キャンペーンを利用してMNPすることで、月々3GBの利用なら実質1年無料で使えるので、試しに使ってみる価値は十分にあると思われる。
今回はドコモから楽天モバイルへ、14,000ポイント還元のキャンペーンにエントリーして、MNPワンストップにてeSIMを契約する手順をまとめた。このキャンペーンを逃すのはもったいない!手続きも簡単なので、これまで迷っていた人は、楽天モバイルで新しいスタートを切ってみませんか?
この手順を参考に進めてれば簡単にMNPが行えるので、ぜひ参考にしていただければと思います。