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ミューズの自動ソープディスペンサーを自分で詰め替える裏ワザ・節約術

2021/08/01
ミューズの自動ソープディスペンサーを自分で詰め替える裏ワザ

手をかざすだけでハンドソープが出てくる、ミューズの自動のソープディスペンサー。ノータッチ泡ハンドソープを、ようやく自宅に導入した。手を触れずに使える便利さ。これは良い!特に衛生面での安心感が大きい。

慣れてしまえばプッシュ式より使いやすく、うちに遊びに来た親族にも好評。そして3ヶ月近く経過し、そろそろ補充用ハンドソープを買おうとした時に気付いた。

NJ

詰め替えボトルの値段、結構高くないですか?

きちんと下調べせずに買った僕が悪いけど、ボトルにハンドソープ液を補充する方式ではなく、ボトルごと交換する仕組みだそうで。なんだか全然エコじゃないし、ボトルを分解すれば液体だけ詰め替えられるだろうと試行錯誤した結果、液体のみの詰替に成功。

これでノータッチ泡ハンドソープを安く補充できる!

ノータッチ泡ハンドソープを安く使う方法

ミューズ泡ハンドソープ詰替え用をディスペンサーに入れていく

詰替え用に購入するのは、ミューズ泡ハンドソープの詰替え用。1袋あたりの価格は交換用ボトルと同じで、2倍の容量が入っている。

NJ

これを使えば、圧倒的なコストダウンになりませんか?!

しかも、裏面の成分表示を見る限り、中身は付属のボトルと同じもの。

年間コストの差は◯◯円!

購入した 900ml ✕ 2 個の詰替え用と、正規のリフィル 250 ml ✕ 4 個でコストを比較する。

1回あたりのコスト比較
容量価格1回あたりのコスト
詰替え用1,800ml1,250円0.7円
正規リフィル1,000ml2,100円2.1円

1プッシュあたりの価格差は3倍。実際に、家族で毎日4プッシュすると、年間のコストの差は2,000円以上になる。

年間コスト比較
年間利用容量年間コスト
詰替え用365 x 4 = 1,460回(ml)1,022円
正規リフィル3,066円
NJ

毎日8プッシュなら、年間4,000円。さすがに、詰替え用を使わなきゃ!ってなるレベルですね。

手順|ボトルのふたを簡単に外すコツ

このディスペンサーに使われるボトルは、液体を直接補充する構造でないため、簡単にふたが外れない。キャップの内側にある爪が、ボトル側の出っ張りにはまる構造をしている。

取り外したノータッチ泡ハンドソープのボトルキャップ

ボトル本体の出っ張りはご覧の通り。中央部分にヘソのような出っ張りがあるため、手でひねってもボトルのふたが外せない。

ノータッチ泡ハンドソープのボトル本体

ここをネジ山構造にするのは、技術的に難しくないと思うけれど……。ひねくれた考え方をすれば、高い消耗品を継続的に購入させるメーカーの戦略として、これが正解なのかもしれな。

NJ

でも、エコじゃない思想は嫌いです。

このボトルのふたは、半ば力ずくで強制的に開ける。

  1. マイナスドライバーを用意する
  2. ボトルとふたの間にドライバーを差し込み、力を入れてふたの爪を外す
  3. ポイントは、テコの原理で引っ掛かってる爪を外すイメージ
  4. 無理に力を入れるとプラスチックが割れる恐れがあるため、作業は慎重に

マイナスドライバーを使ってボトルを分解する

ちょっと力が必要なので、開けられる自信がなければ、リフィルのお得用パックを購入するほうが無難かもしれない。

液体ハンドソープを補充して完成!

ノータッチ泡ハンドソープのボトルにふたをする

ボトルキャップは、外すときよりも付ける時のほうが簡単。溝に合わせて上から押し込むだけ。あとは、ボトルをディスペンサー本体に設置したらできあがり。

ちゃんと泡の状態で出てきた!。

補充した泡ハンドソープを使ってみる

普通の泡ハンドソープの詰替で大丈夫?!

成分表示を見ると中身は同じ

製品裏面に記載された、成分表示。交換用ボトル、補充用の泡ハンドソープ、どちらも全く同じだった。成分の並び順や内容が全く同じため、同一のものだと推測される。

有効成分サリチル酸
その他の成分POEラウリエーテル硫酸アンモニウム液
アルキルグリコシド
濃グリセリン
クエン酸
クエン酸ナトリウム
POE(17)POP(17)プチルエーテル
エデト酸塩
POE・ジメチコン共重合体
ヒドロキシエチルセルロース
ベンジンアルコール
安息香酸ナトリウム
ソルビン酸カリウム
チャエキス(1)
ヒアルロン酸ナトリウム・2
ビタミンCリン酸マグネシウム
香料
エタノール

使い心地・泡の状態は全く一緒

ディスペンサーから出てくる泡は、これまでと一緒!写真を撮るのに3回くらい動いちゃって、ハンドソープの量は多めでお送りしています。

泡ハンドソープの泡々感

今回は同じミューズのハンドソープを補充したが、他のメーカーの泡タイプのものが、このディスペンサーに合うのかはわからない。とりあえず、ミューズの泡ハンドソープ詰替え用は使えると判明。

本当は、もっと簡単にボトルへ継ぎ足せるのが理想だが、ドライバーでこじ開ければ再利用できるため、現状は良しとします。石けんとしてのミューズの効果は評価しているので、ボトル部分が壊れたら、ちゃんと正規の詰替えボトルを買い直そうと思います。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。現在は個人事業主として独立。ガジェットのレビューや、旅行の記録、フリーランスの日常をブログで発信。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。

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