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DJI Mic 2 自動電源オフを無効化する方法!電源が勝手に切れる省エネモードは使わない

2025/01/06
DJI Mic 2 自動電源オフを無効化する方法!電源が勝手に切れる省エネモードは使わない

DJI Mic 2 は、デフォルトでトランスミッターの自動電源オフ機能が有効になっている。以下の条件を満たして15分経つと、自動的に DJI Mic 2 の電源が切れる。

  • どのデバイスにも接続されていない
  • DJI Mic 2 が録音状態でない

状況によっては、勝手に電源が切れるほうが便利かもしれない。しかし Vlog 撮影など、すぐに撮影したい状況で DJI Mic 2 の電源が切れていると、電源を ON にして接続するまでのタイムラグが生じてしまう。

僕は撮影チャンスを逃さないために、自動電源オフ機能を解除している。どのように設定しているのか、今回はその手順を紹介する。

DJI Mic 2 自動電源オフの解除方法

Osmo Pocket 3 の操作による無効化の手順

  1. Osmo Pocket 3 と DJI Mic 2 を接続状態にする
  2. Osmo Pocket 3 の設定を開く
  3. [ワイヤレスマイク] → [自動電源オフ] を無効化する
    Osmo Pocket 3 の自動電源オフを OFF にする

これで Osmo Pocket 3 の電源を切っても、15分後に DJI Mic 2 が電源オフになることはない。再び Osmo Pocket 3 の電源を入れると、自動的に DJI Mic 2 が接続される。

DJI Mic 2 レシーバーの操作による無効化の手順

  1. DJI Mic 2 のレシーバーとトランスミッターを接続状態にする
  2. レシーバーの設定からを [トランスミッター設定] を開く
  3. [トランスミッター自動オフ] をOFFにする
    DJI Mic 2 レシーバーのトランスミッター自動オフ設定画面

これで DJI Mic 2 のレシーバーの電源を切っても、15分後に DJI Mic 2 のトランスミッターの電源オフになることはない。

DJI Mic 2 自動電源オフ無効化のメリットとデメリット

  • 撮影タイミングで電源ボタン操作が不要になる
  • 撮影チャンスを逃さない
  • バッテリー消費スピードが早くなる
  • 使わないタイミングでの電源OFFが必要

電源操作を最小限に抑えられるため、撮影の準備がスムーズになる。ただし、常に電源をオンにすることで、バッテリー消費量が大きくなる点には注意が必要だ。

DJI Mic 2 のバッテリー駆動時間は約6時間。自動電源オフを無効にして、ずっと電源オンのまま運用する場合、半日でバッテリーが切れてしまう。必要なタイミングで、マイクの電源をオフにする運用が求められる。

DJI Mic 2 おすすめの運用方法

1年間、Osmo Pocket 3 と DJI Mic 2 の組み合わせで撮影してたどり着いた、僕の運用方法がこちら。

  • 撮影しないときは充電ケースに入れておく
  • ラベリアマイクとモバイルバッテリーで運用

充電ケースを使った運用

電源入れっぱなしの運用をしていると、撮りたいときにバッテリー不足になるリスクを伴う。そこで、明らかに撮影しないとわかっている時間は、必ず専用の充電ケースに入れておくように意識している。

DJI Mic 2 フルセット

DJI Mic 2 の電源がオンの状態でこの充電ケースに収納すると、取り出したときに同じ状態になるため、わざわざ DJI Mic 2 の電源操作をする必要がない。また、この充電ケースを使うことで、DJI Mic 2 が最長18時間使えるようになる。

NJ

基本的に撮影時は、2台同時に使っているため、この運用が一番楽な方法だという結論に至りました。

ただそれでも、充電する時間が用意できない場合があって、そのときは次の方法で対応する。

ラベリアマイクとモバイルバッテリーによる運用

充電器に収納しない運用方法がこちら。DJI Mic 2 を直接充電するという方法。

このようにラベリアマイク(ピンマイク)を利用すれば、DJI Mic 2 をモバイルバッテリーで直接充電しながらの運用を可能にする。

DJI Mic 2 にラベリアマイクとモバイルバッテリーを接続した状態

小型のモバイルバッテリーをつないで、DJI Mic 2 と共にパンツのポケットやポーチに入れて運用できる。充電時は DJI Mic 2 の電源が ON のままで良いため、丸一日電源を入れっぱなしの状態を可能にする。

使っているのは、DJI 純正のラベリアマイク。風防が付いているため、風切音も問題ない。クリップ部分が 360°回転する構造で、どんな服にも取り付けやすいのがおすすめポイント。

そしてこちらが、CIO の薄型軽量モバイルバッテリー。厚さは 1.2cm の薄型モデル。重量は 108g しかなく、スマホより 100g 近く軽くて使いやすい。ケーブルも付属する。

モバイルバッテリーを導入するまでは、わざわざ充電する時間を作る場面もあったけれど、直接充電できることに気付いてこの運用に落ち着いた。

NJ

モバイルバッテリーは、DJI Mic 2 のバッテリー残量不足になってから接続すれば大丈夫!録音しながらの充電が可能です。

5,000mAh のモバイルバッテリーであれば、ポケットに入れてもストレスなく利用できる。スマホの予備バッテリーとしても使えて、かなり快適になった。日常的に携帯する場合も、軽いほうが使いやすくて良い。

まとめ

Vlog 撮影やイベント等の撮影では、DJI Mic 2 の自動電源オフ機能が邪魔になることがある。そんなときは設定を無効化することで、運用が快適になる。

ただしバッテリー管理求められるため、必ずしも快適になるとは言い切れない。充電するタイミングがある場合は充電ケースを活用し、ずっとマイクを付けておくなら、モバイルバッテリーを利用する。

NJ

紹介したおすすめの運用方法を参考に、自身の撮影環境を構築してみてください。

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このブログの運営者

NJ

元システムエンジニア。現在は個人事業主として独立。ガジェットのレビューや、旅行の記録、フリーランスの日常をブログで発信。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。

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