スマホに最適な軽量モバイルバッテリーはこれだ!AnkerとCIOを徹底比較
旅行に行くと、スマホのバッテリー消費が激しい。ナビや写真、動画撮影と、1日中スマホを使うためモバイルバッテリーが欠かせない。
僕は現在、軽くてコンパクトなモバイルバッテリーを探している。
しかしどれが良いか調べてみても、軽さ・サイズ・価格を単純比較できるサイトにたどり着けない。しかも、JBRC会員に属していないメーカーが含まれるランキングサイトが乱立し、情報の信用性に欠ける(例:mybest はかなり酷い)のも気になった。
JBRC会員に加盟していないメーカーの製品って、処分するのめっちゃ大変なんです。
JBRCとは、電子機器のリサイクルを推進する団体。加盟団体の製品はリサイクル品として無料で回収ボックスで処分できる。
その辺の話は、こっちの記事で書いてるので参考まで。
じゃあ、もう自分で調べて情報をまとめれば、最適なモデルが見つかるのでは?と思い、この記事を執筆することに。
そこで今回は、JBRC会員に所属している(←ここ重要)人気メーカーのAnkerとCIOの製品を徹底比較し、本当に軽くて使いやすいおすすめのモバイルバッテリーはどれなのか検証する。
一緒に軽量で使いやすいモデルを見つけていきましょう!
Anker・CIOのモバイルバッテリーを比較する
販売されているモバイルバッテリーは、大きく分けて3つのタイプに分かれる。
- 通常モデル
- ケーブル付属(内蔵)モデル
- 電源プラグ付きモデル
ケーブル付属モデルには、本体とケーブルが一体化(内蔵)している製品もある。電源プラグ付きモデルは、バッテリーの充電に内蔵プラグを使うため、アダプターが必要ないのがメリット。しかし重量が重くなるデメリットもある。
選ぶのは 10,000mAh・5,000mAh モデル
今回は軽さに重点を置き、携帯性に優れたモデルを探すため、10,000mAh と 5,000mAh に絞って紹介する。そして、ここで先に伝えておくべき注意事項がある。
5,000mAhのモバイルバッテリーは、スマホ1台分フル充電できません!
iPhone をはじめ、本体が大きくなりバッテリー容量も増えている。充電残量 0% から充電した場合、フル充電するには 10,000mAh のモバイルバッテリーが必要。5,000mAh だと、80% ~ 90% 程度しか充電できない。
この点はモバイルバッテリーの重要なポイントなので、ぜひ抑えておきたい。
比較のポイント
- バッテリー容量別に情報をまとめる
- 重さ、サイズ、価格がわかるようにする
1つ軸を持って比較できるように、ここに掲載する一覧は軽い順で並べておきます。
10,000mAhモデルを徹底比較!
スペック比較一覧表
まずは通常モデルと、ケーブル付属モデルを比較する。電源プラグ付きモデルは、一覧上に掲載すると該当モデルがわかりづらいため別途まとめる。
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
SMARTCOBY Pro 30W2C | Amazon 楽天市場 | |||
178g | 30W | 5,038円 | ||
7.7×5.6×2.6cm | 10,000mAh | |||
SMARTCOBY Pro SLIM | Amazon 楽天市場 | |||
180g | 35W | 4,818円 | ||
9.8×6.9×1.6cm | 10,000mAh | |||
SMARTCOBY Pro SLIM Cable | Amazon 楽天市場 | |||
189g | 35W | 5,980円 | ||
10.2×6.5×1.8cm | 10,000mAh | |||
SMARTCOBY DUO | Amazon 楽天市場 | |||
192g | 40W | 3,938円 | ||
9.2×5.0×2.4cm | 10,000mAh | |||
Anker Power Core PD Redux | Amazon 楽天市場 | |||
194g | 25W | 3,990円 | ||
10.7×5.2×2.7cm | 10,000mAh | |||
Anker Power Bank | Amazon 楽天市場 | |||
200g | 22.5W | 3,490円 | ||
11.4×7.1×1.6cm | 10,000mAh | |||
Anker MagGo PowerBank Slim | Amazon 楽天市場 | |||
207g | 30W | 8,490円 | ||
10.4×7.1×1.5cm | 10,000mAh | |||
Anker Nano Power Bank | Amazon 楽天市場 | |||
215g | 30W | 6,490円 | ||
10.4×5.2×2.6cm | 10,000mAh | |||
Anker Power Bank | Amazon 楽天市場 | |||
220g | 30W | 5,990円 | ||
9.9×5.2×2.6cm | 10,000mAh | |||
Anker MagGo Power Bank | Amazon 楽天市場 | |||
250g | 27W | 9,990円 | ||
10.5×6.6×2.0cm | 10,000mAh |
ここから先が、電源プラグ付きモデル。1つ、8,000mAhの製品が紛れているがご了承いただきたい。
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
SMARTCOBY Ex03 SLIM PLUG | Amazon | |||
223g | 30W | 6,580円 | ||
11.5×6.8×2.2cm | 8,000mAh | |||
Anker Power Bank Fusion | Amazon 楽天市場 | |||
250g | 30W | 7,990円 | ||
10.8×5.1×3.1cm | 10,000mAh | |||
SMARTCOBY Pro PLUGⅡ | Amazon | |||
308g | 67W | 10,800円 | ||
10.4×6.4×3.1cm | 10,000mAh |
10,000mAhモデル 特徴&おすすめポイントまとめ
重さは概ね 200g 前後に収まる。具体的には、iPhone 16 Pro や Pixel 9 Pro がほぼ 200g なので、それを目安に考えるとわかりやすい。
価格は3,000円台から1万円まで。電源プラグ付きモデルが少し高めなのは理解できるとしても、同じ容量なのに価格差がありすぎるのは、まとめないとわかりづらい情報だった。
- サイズ・軽さは CIO が優勢(軽さ上位3機種はCIO)
- 新型 SMARTCOBY Pro SLIM シリーズは軽くて薄い
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
SMARTCOBY Pro 30W2C | Amazon 楽天市場 | |||
178g | 30W | 5,038円 | ||
7.7×5.6×2.6cm | 10,000mAh | |||
SMARTCOBY Pro SLIM | Amazon 楽天市場 | |||
180g | 35W | 4,818円 | ||
9.8×6.9×1.6cm | 10,000mAh | |||
SMARTCOBY Pro SLIM Cable | Amazon 楽天市場 | |||
189g | 35W | 5,980円 | ||
10.2×6.5×1.8cm | 10,000mAh |
最軽量モデルの SMARTCOBY Pro 30W2C は、USB 端子の配置が独特で、2台同時充電の状態に違和感を覚える。カバンの中でも使いづらいのが容易に想像できる。端子の位置は、SMARTCOBY Pro SLIM のように一面に並ぶのが使いやすい。
そして圧倒的に値段が安いのは、Anker Power Bank。ケーブルがストラップのような構造になっているのが面白い。
- CIOと比べて +10g の重さ
- 薄さは同じで一回り大きい
- しかし価格は1,300円も安い
- 今回紹介する中でコストパフォーマンス No.1
ストラップの耐荷重は約5kgあり、1万回の折り曲げテストをクリアしている耐久性を持つ。
新しいのか、斬新なのか……。
薄さよりも細長い形を求めるなら、次の3モデルになる。普段持ち歩くカバンに合わせる選び方もあるので、この形状も人気がある。
- 2台同時充の電出力パワーが強いCIO
- 情報量の多いAnkerの液晶パネル
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
SMARTCOBY DUO | Amazon 楽天市場 | |||
192g | 40W | 3,938円 | ||
9.2×5.0×2.4cm | 10,000mAh | |||
Anker Nano Power Bank | Amazon 楽天市場 | |||
215g | 30W | 6,490円 | ||
10.4×5.2×2.6cm | 10,000mAh | |||
Anker Power Bank | Amazon 楽天市場 | |||
220g | 30W | 5,990円 | ||
9.9×5.2×2.6cm | 10,000mAh |
Anker のモデルの液晶パネルには、バッテリー残量と時間(機器へ給電可能な残り時間、もしくは本体バッテリーの充電完了までの時間)が表示される。
バッテリーの充電完了時間がわかるのは、あると便利なんですよね。
MagSafe充電機能が付いているモデルは、どうしても高額になる傾向。ケーブルレス充電が最重要でない限り、こんな高価なモバイルバッテリーを選ぶ必要はない。
実はもっと良いモバイルバッテリーが、後半に登場する。
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
Anker MagGo PowerBank Slim | Amazon 楽天市場 | |||
207g | 30W | 8,490円 | ||
10.4×7.1×1.5cm | 10,000mAh | |||
Anker MagGo Power Bank | Amazon 楽天市場 | |||
250g | 27W | 9,990円 | ||
10.5×6.6×2.0cm | 10,000mAh |
プラグ付きモデルは、ケーブルも付属するオールインワンタイプが新しく登場している。ただしスマホを充電するのに、300g超えのモバイルバッテリーは重すぎる。250g程度でもそこそこ重い。
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
SMARTCOBY Ex03 SLIM PLUG | Amazon | |||
223g | 30W | 6,580円 | ||
11.5×6.8×2.2cm | 8,000mAh | |||
Anker Power Bank Fusion | Amazon 楽天市場 | |||
250g | 30W | 7,990円 | ||
10.8×5.1×3.1cm | 10,000mAh |
なお今回はスマホ用の軽量モバイルバッテリーを探してるため、出力の大きさは 20W 以上あれば大丈夫。もしノートパソコンの充電用に使いたいなら、30W 以上の出力が求められる。
では、もう一回り小さい 5,000mAh のモデルを比較してみましょう。
5,000mmAhモデルを徹底比較!
スペック比較一覧表
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
Anker Nano Power Bank | Amazon 楽天市場 | |||
102g | 22.5W | 3,490円 | ||
7.7×3.7×2.6cm | 5,000mAh | |||
SMARTCOBY Pro SLIM | Amazon 楽天市場 | |||
108g | 20W | 3,498円 | ||
8.8×6.1×1.2cm | 5,000mAh | |||
Anker Power Core Ⅲ | Amazon 楽天市場 | |||
133g | 12W | 3,490円 | ||
10.3×6.3×1.4cm | 5,000mAh | |||
SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi | Amazon 楽天市場 | |||
138g | 20W | 5,980円 | ||
9.1×6.6×1.6cm | 5,000mAh |
プラグ付きのモデルは Anker の1機種だけ。(旧型を除く)
5,000mAhモデル 特徴&おすすめポイントまとめ
一番安いモデルでも、10,000mAh のコスパ最強 Anker Power Bank と値段が同じ。あまりにこのモデルが安すぎて比較評価を惑わせるため、一旦存在を忘れて他の機種を評価する。
折りたたみ式の USB-C 端子がついている Anker Nano Power Bank は、今回紹介するモデルで一番小さいサイズ。本当に軽い。
しかし1つだけ気になる点があって、Anker 公式サイトには「安定した接続のために充電中はスマートフォンを手に持つことをおすすめします」と記述がある。手に持ったまま充電するのは面倒だ。でもパススルー充電の説明で、テーブルに置いている画像が……。
ケーブルを接続して充電するなら、本体が薄い薄さCIOのほうが使いやすい。スマホと重ね持ちして、充電しながら使える。
注目すべきは、新型の SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi。ケーブル一体型かつ、Qi 充電にも対応している。もちろんMagSafe対応機種であれば、磁力でくっついて充電できる。
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
SMARTCOBY Pro SLIM | Amazon 楽天市場 | |||
108g | 20W | 3,498円 | ||
8.8×6.1×1.2cm | 5,000mAh | |||
SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi | Amazon 楽天市場 | |||
138g | 20W | 5,980円 | ||
9.1×6.6×1.6cm | 5,000mAh |
容量こそ5,000mAhだけど、CIOの新型は機能がぶっ飛んでます。だけど、通常モデルも軽くて薄くて、実はかなりの人気商品なんです。このサイズ感で、2台同時充電できるのが嬉しい。
そして現状 5,000mAh のプラグ付きモデルは Anker 一択。しかもケーブル一体型モデル。
スマホを充電しながら、ケーブルの輪の部分に指に掛けて持つことができる。スマホに直挿しする Anker Nano Power Bank の、悩ましい部分を解決してくれる。ただ重さが200gあるため、スマホ充電しながら快適に使えるかは疑問が残る。普通に重い。
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
Anker Power Bank Fusion | Amazon 楽天市場 | |||
200g | 30W | 5,990円 | ||
8.3×5.0×3.1cm | 5,000mAh |
外出先で電源を自由に使える環境が近くにあるなら、5,000mAhのプラグ付きはかなり魅力的。
用途別で選ぶ最適なモバイルバッテリー
今回は、スマホ用の軽量なモバイルバッテリーとしてどの機種を選べば良いのかを判断すべく情報をまとめた。
人それぞれ最適な機種は異なります。用途に応じて選ぶことが重要。僕も自分でまとめた情報を参考に、新しいモバイルバッテリーを購入します!
軽さ重視で選ぶなら
最軽量レベルのモバイルバッテリーはこちら。
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
Anker Nano Power Bank | Amazon 楽天市場 | |||
102g | 22.5W | 3,490円 | ||
7.7×3.7×2.6cm | 5,000mAh | |||
SMARTCOBY Pro SLIM | Amazon 楽天市場 | |||
108g | 20W | 3,498円 | ||
8.8×6.1×1.2cm | 5,000mAh |
充電中にスマホを使う機会が多いなら、Anker がお手軽。薄型の CIO は、スマホと重ねてもかさ張らないのが良い。
僕は充電しながらスマホ操作しないので、CIOのほうが使いやすいと思う。
手軽に使えて、身軽に持ち運べる。軽さは正義だ!機動力の逆さがメリットになる反面、すぐバッテリーが空になるデメリットがあることも忘れないで欲しい。
複数端末を充電したいなら
今はスマホだけでなく、ワイヤレスイヤホンなども充電したい場面が増えている。でも荷物は軽くしたい。そんな要望に答えてくれる機種がこちら。
どちらもケーブルが付属し、後者は本体と一体型なのが特徴。出力性能も高く、複数台の同時充電でも能力を発揮する。いざとなれば、スマホを充電しながら一緒に持てる薄さなのがポイント。
iPhone を使っているなら、MagSafe充電しながら付属のケーブルで充電できる3番目のQi充電対応モデルが最強になる。
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
SMARTCOBY Pro SLIM | Amazon 楽天市場 | |||
180g | 35W | 4,818円 | ||
9.8×6.9×1.6cm | 10,000mAh | |||
SMARTCOBY Pro SLIM Cable | Amazon 楽天市場 | |||
189g | 35W | 5,980円 | ||
10.2×6.5×1.8cm | 10,000mAh | |||
SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi | Amazon 楽天市場 | |||
138g | 20W | 5,980円 | ||
9.1×6.6×1.6cm | 5,000mAh |
今はポケットに入れても厚みが出ない、薄型のモバイルバッテリーが人気です。
なお、このあと紹介する Anker のコスパ最強モデルも、複数端末充電に向いている。
コスパ重視の人や毎日使う人なら
今回紹介したすべてのモデルの中で、一番価格が安い Anker Power Bank。ケーブルまで付いてくる。そしてただ安いだけでなく、本体は 1.6cm と薄型で、200g に収まっている。
価格が倍の製品もある中、性能もしっかりしていて素晴らしい。
毎日モバイルバッテリーの利用が欠かせない人は、それだけバッテリーの消費量も充電回数も多くなり、バッテリーの寿命を迎えるまでの期間が短くなる。つまり買い替える頻度も高くなるため、コスパで選ぶのが理想的になる。
CIOと比べても、本体の大きさは 1cm 長い程度。3台同時充電できるし、こだわりがなければこれで決まり!
バッテリー充電を忘れがちであれば
普段からスマホの充電を忘れちゃう。モバイルバッテリーの充電も忘れちゃう。そんなあなたの選ぶ道は1つ。電源プラグ付きのモバイルバッテリーを買う!ケーブルも付いてるから、モバイルバッテリーさえ忘れなければ大丈夫!
面倒くさがりタイプは、充電の手間が少ない電源プラグ付き、ケーブル付きのオールインワンタイプがベストな選択だ。ちょっとだけ重いのは我慢して!
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
SMARTCOBY Ex03 SLIM PLUG | Amazon | |||
223g | 30W | 6,580円 | ||
11.5×6.8×2.2cm | 8,000mAh | |||
Anker Power Bank Fusion | Amazon 楽天市場 | |||
250g | 30W | 7,990円 | ||
10.8×5.1×3.1cm | 10,000mAh | |||
Anker Power Bank Fusion | Amazon 楽天市場 | |||
200g | 30W | 5,990円 | ||
8.3×5.0×3.1cm | 5,000mAh |
うちの妻のように、スマホ充電することすら面倒だと思ってる人は、絶対にプラグ付きがおすすめ!
MagSafe充電を求めるなら
価格・性能を重視すると、CIO の新型モデルが最強とわかる。今回のテーマ「軽さ」を満たしつつ、ケーブル一体型で Qi 充電もできる。そして値段も抑えられている。
5,000mAh の容量に不安がなければ、これは本当に良いモバイルバッテリー。
一体型モバイルバッテリーの選ぶ際のヒント
ケーブル一体型のメリット・デメリット
昨今のモバイルバッテリーの傾向は、薄型、ケーブル一体型が注目を集めている。ケーブル一体型は便利な面と、使い勝手の悪い面があるので抑えておきたい。
- ケーブル忘れがない
- ケーブルがかさ張らない
- 付属ケーブルの断線が致命的
- 一体型ケーブルはケーブルが硬い
バッテリー本体は大丈夫でも、ケーブルが破損して使いものにらならくなるのは避けたい。おそらく断線しづらい強度を持っていると思うけれど、ケーブルは消耗品である意識が強いから、個人的には選択しづらい理由の1つになっている。
そんな不安を抱いていたら、CIO のケーブル一体型モデルはケーブルが取り外せると知る。しかも交換用のケーブルが別売りしてる。これは安心だ。ケーブルの価格はちょっと高いけれど、Amazon もしくは 楽天 から購入できる。
交換できるなら、ケーブル一体型もいいなって思った!
電源プラグ一体型のメリット・デメリット
充電用アダプターを持ち歩く?モバイルバッテリーを持ち歩く?迷ったときのこの1台。どちらの需要も満たしてくれる。
- 充電アダプターとして使える
- 外出先で充電できる
- サイズ・重量ともに大きくなる
- 値段が高くなる
普段は充電用アダプターとして使い、外出時に電源を抜いて持ち出す。運用方法はとてもシンプル。いちいち充電を意識するのが面倒であれば、このタイプがちょうど良い。
機能が増えたら重くなる。このトレードオフを受け入れられるかが、選択のポイントになります。
僕が選んだモデルはこれです!
僕が求めているモバイルバッテリーは、軽量かつコンパクトであること。その答えに選んだ、CIO の 5,000mAh モデル。旅行など特定の外出時のみ利用するため、容量は少なくて十分。荷物の重さでストレスを感じたくないので、軽さを重視した。
モデル | 重量 | 出力 | 価格 | リンク |
---|---|---|---|---|
サイズ | 容量 | |||
SMARTCOBY Pro SLIM | Amazon 楽天市場 | |||
108g | 20W | 3,498円 | ||
8.8×6.1×1.2cm | 5,000mAh | |||
SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi | Amazon 楽天市場 | |||
138g | 20W | 5,980円 | ||
9.1×6.6×1.6cm | 5,000mAh |
丸1日外出するときや、旅行中のちょっとした充電には、これで事足りるだろう。
なお2台選んだのは、自分用と妻用に別々で利用するため。2人で共有する手間を省き、それぞれが必要な時に気軽に使えるようにしています。
SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi を選んだのは、僕は自身の Pixel 9 Pro を MagSafe 化しているため、Qi 充電への憧れで選んだのも理由の1つ。
選択に迷ったのは、コスパ最強な Anker Power Bank の存在。価格は魅力的だけれど、どうしてもデザインが好みに合わず選択肢から外した。所有欲を満たしたい、ちょっとしたわがままが発動してしまった。
まとめ
- 薄さ・軽さで選ぶならCIOのモデルが優勢
- 最も小さいモデルはAnker
- 最もコスパが高いモデルもAnker
- Ankerのケーブル一体型は耐久テストをクリアしている
- CIOのケーブル一体型はケーブルの着脱が可能
- 電源プラグ付きモデルは重い
- MagSafe対応モデルは価格が高い
軽くてコンパクトなモバイルバッテリーを探していた僕が、求めていた情報にたどり着けず。理想のモバイルバッテリーを選ぶ目的で、情報をまとめた今回の記事。AnkerとCIOを中心に比較検討し、最終的に僕が選んだのはCIOのモデル。
理想のモデルが見つかってよかった!
今回まとめた内容は、軽量モバイルバッテリーを探している方には参考になる情報だと思います。もし役に立ったら、情報共有などしていただけると幸いです。ぜひ用途や好みに合わせて、自分にぴったりの1台を見つけてみてください!
最終的に選んだCIOのモバイルバッテリーは、使用感も含めて後日レビューします。
以上、スマホに最適な軽量モバイルバッテリー、AnkerとCIOを徹底比較したまとめ情報でした。