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Osmo Pocket 3|買ってよかったおすすめアクセサリー&使わなくなったアクセサリー

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DJI Osmo Pocket 3 を購入して1年。コンパクトで高性能なこのカメラのポテンシャルを引き出すために、様々なアクセサリーを試してみた。その中で、実際に使って役に立ったもの、使用感を判断するほど使わなかったものがある。

この記事では、Osmo Pocket 3 用の買ってよかったおすすめのアクセサリーと、購入したけど出番がなかったアクセサリーを正直に紹介していく。

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ぜひアクセサリー選びの参考にしていただければと思います!

買ってよかった Osmo Pocket 3 おすすめアクセサリー

まずはじめに、僕は Osmo Pocket 3 のクリエイターコンボを購入している。一部、付属するアクセサリーも紹介しているが、通常版購入のユーザーに向けた情報も含まれているのでご了承いただきたい。

モデル比較については、こちらの記事にまとめている。

2台目を追加購入した DJI Mic 2

DJI Mic 2 が2台、ウィンドスクリーンを付けた状態

僕の運営する YouTube チャンネル「レッツえぬじぇい」では、夫婦それぞれ DJI Mic 2 を付けて撮影している。DJI Mic 2 のメリットは次の通り。

  • 大声でも音割れしにくい 32bit フロート録音
  • ロードノイズを軽減するノイズキャンセリング機能
  • ウィンドスクリーンで万全な風切り音対策
  • 本体マイク収録より、音声が聞き取りやすい

DJI Mic 2 を導入する一番の目的は、映像の音声を明瞭にするため。何を喋っているか輪郭がはっきりしていると、テロップがなくても情報が伝わりやすくなり、編集コストも下げられる。

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マイクを使えば、常にカメラに向かってしゃべる必要がなくなるので、Vlog との相性は抜群です。

DJI Mic 2 には、いくつかラインナップがある。DJI Mic 2 単体、レシーバーとマイクのセット、充電器単体、フルセット。

DJI Mic 2 ラインナップ
販売モデルセット内容

DJI Mic 2 単体
16,060円
  • DJI Mic 2 トランスミッター
  • ウィンドスクリーン
  • クリップマグネット
  • 充電ケーブル
  • キャリーポーチ

DJI Mic 2
レシーバーセット
35,530円
  • DJI Mic 2 トランスミッター
  • DJI Mic 2 レシーバー
  • スマホアダプター (Lightning, USB-C)
  • ウィンドスクリーン
  • クリップマグネット
  • スプリッター充電ケーブル
  • カメラ音声ケーブル (3.5mm TRC)
  • キャリーポーチ

DJI Mic 2 充電ケース
11,220円
  • DJI Mic 2 充電ケース
  • DJI Mic 2 キャリーバッグ

DJI Mic 2 フルセット
52,800円
  • DJI Mic 2 トランスミッター x 2
  • DJI Mic 2 レシーバー
  • DJI Mic 2 充電ケース
  • ウィンドスクリーン x 2
  • クリップマグネット x 2
  • カメラ音声ケーブル (3.5mm TRC)
  • 充電ケーブル
  • スマホアダプター (Lightning, USB-C)
  • DJI Mic 2 キャリーバッグ

既に Osmo Pocket 3 のクリエイターコンボを持っている場合は、DJI Mic 2 を単体購入するだけで2台体制を整えられる。僕の場合は、ミラーレスカメラでも撮影するため、レシーバーセット充電ケースを購入して、実質フルセットが揃った。

DJI Mic 2 フルセット

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Osmo Pocket 3 でしか撮影しないのであれば、レシーバーは不要です。

DJI Mic 2 の充電は、モバイルバッテリーでも代用できるが、ケースに入れるだけで充電できる利便性には敵わない。レシーバーは無くても困らないけど、充電器はあると便利

マイク運用が快適になった DJI ラベリアマイク

DJI Mic 2 に DJI ラベリアマイクを付けた状態

Vlog 撮影時の運用を楽にするために、それぞれの DJI Mic 2 に DJI ラベリアマイクを装着している。

わざわざ、ラベリアマイクを使う理由は何か?それは、撮影準備の手間を減らしてマイク周りの運用を楽にするため。

ラベリアマイクの導入メリットは、次の通り。

  • DJI Mic 2 の ON / OFF 操作がしやすくなる
  • 着ている服の種類問わず、マイクが付けやすい
  • DJI Mic 2 充電時もラベリアマイクは装着したまま
  • マイク位置の調整が簡単

DJI Mic 2 だと、服によって首元付近に付けづらい場合がある。ラベリアマイクであれば、服を直接クリップで挟めるため、取り付けが簡単だ。また、クリップ部分が 360°自由に回る構造で、一般的なラベリアマイクより装着しやすいのが特徴。

360°回転できるクリップが付いたDJIラベリアマイク

手軽に撮影するなら、DJI Mic 2 だけで十分。運用を楽にしたいなら、ラベリアマイクがおすすめだ。

自立するために必要な Osmo ミニ三脚

テーブルの上に置く。車のダッシュボードの上に置く。Osmo Pocket 3 を、手持ちで撮影しない場面は多々ある。そんなときに活躍する、 Osmo ミニ三脚。クリエイターコンボに付属しているが、単体購入もできる。

Osmoミニ三脚にOsmo Pocket 3 を取り付けた様子

Osmo Pocket 3 を自立させるだけで、撮影の幅が広がる。

  • 手持ち撮影時も、三脚は付けっぱなしでOK
  • 延長グリップのような使い方ができる
  • プラスチック製だが剛性の不安が一切ない

普段は、Osmo Pocket 3 ハンドルに付けっぱなしの状態で携帯している。撮影のときに本体にくっつけて、持ち手の良いグリップとして活躍する。

Osmo Pocket 3 の通常版を購入したユーザーも、このミニ三脚だけは、最初に用意するのをおすすめしたいアクセサリーだ。Osmo Pocket 3 の撮影方法に問わず、あると便利なアイテム。価格も安いので、ぜひ。

定点撮影の幅が広がる Ulanzi MT-44 スマホ三脚

最短の長さは 32cm、伸ばすと 147cm の高さになる三脚。自撮り棒としても使える、こちらの三脚は Ulanzi の製品。Osmo ミニ三脚だと、低い地面に直置きになるような場面で、高さを調整して設置できる。

Uranzi MT-44にOsmo Pocket 3 を乗せた状態

耐荷重 (1kg) の範囲内であれば、自重でセンターポールが下がることはない。

地面が平らであれば、どんな場所でも目線の高さにカメラを合わせられる。また DJI Mic 2 を使っているおかげで、設置した三脚から距離をおけるため、専属カメラマンがいるような画角で撮影できるのもポイント。

  • 定点撮影の可能性を広げるアイテム
  • 長い自撮り棒として使うと楽しい
  • 雲台の部分にスマホホルダーが内蔵
  • スマホでのタイマー撮影にも大活躍
  • 耐荷重は 1kg、本格的なカメラは設置不可

自撮り棒として使った様子がこちら。最大まで伸ばすと画角を決めるのが難しい反面、面白い画角で撮れるのがお気に入りポイント。

Ulanzi MT-44 と Osmo Pocket 3 で自撮りする様子

雲台のスマホホルダーは、折りたたまれた状態で内蔵している。スマホでのタイマー撮影時など、旅先の記念撮影で役立っている。

Ulanzi MT-44のスマホホルダーを取り出す

Ulanzi MT-44にPixel 9 Proを取り付ける

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本体重量は 400g と軽く、手軽に持ち運べる三脚として重宝しています。

150cm 近くまで伸びる割に、縮小するとコンパクトになるのが良い。Osmo Pocket 3 のサイズと比較しても、ご覧の通り。

Ulanzi MT44とOsmo Pocket 3のサイズ比較

ミニ三脚での撮影では補えない部分をカバーしてくれるので、この Ulanzi の三脚は本当に買ってよかったと感じている。

256GBのマイクロSDカード

DJI Osmo Pocket 3 と Sumsung Evo Plus 256GBのmicroSDカード

4K の解像度で丸1日 Vlog 撮影すると、平均して 128GB の容量が必要だとわかった。しかし長回しする日は、足りなくなる場合がある。撮りたい場面を確実に逃さないためにも、撮影途中でのSDカード交換は避けたい。

そこでたどり着いた 256GB の容量。

  • 日中にSDカードを交換しなくなった
  • 長回ししなければ2泊3日のVlogが撮れる
  • おすすめは 256GB ✕ 2 枚
  • ただ予備は 128GB でも良い

僕が使っているのは、こちらの SD カード。入手性とコスパの高い製品で、ミラーレス一眼での撮影や、アクションカメラ用途でも使っている。

なお次の記事で、Osmo Pocket 3 の SD カードに関する情報をまとめている。もし SD カード選びで迷っているなら、参考にしていただければと思う。

使わなくなった Osmo Pocket 3 アクセサリー

ここからは、買ってみたものの今はほぼ使っていないアクセサリーを紹介。

Osmo Pocket 3 拡張アダプター

Osmo Pocket 3 を POV マウントできるこちらのアイテム。

Osmo Pocket 3 を POV マウントする様子

使っていない理由は、主に2つ。

  • POV マウントで撮影する機会がない
  • アクションカメラと違って気を遣ってしまう

Vlog 撮影において、主観視点での撮影は行う。しかし、Osmo Pocket 3 の手持ち撮影で事足りてしまう。登山での撮影など、両手を空けて撮りたい場合は、このようなマウントが便利なのは間違いない。でも残念ながら、今のところそのような需要がない。

また、アクションカメラを使っていたときは、よく POV 撮影していたが、Osmo Pocket 3 はジンバル機構があるため、どうしても気を遣ってしまう。カメラ部分に何かぶつけてしまわないか、カメラが変な方向を向いていないか……だったら手持ちで良いのでは、と。

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その点、アクションカメラの POV マウントは、気軽に使える点で便利でした。

製品自体が悪いわけではなく、使用用途のイメージができるなユーザーには欠かせないアイテム。Osmo Pocket 3 のウェアラブルモードで利用すれば、快適に使える。

レンズ保護フィルム

僕の Osmo Pocket 3 は、保護フィルムの類を一切付けていない。レンズ保護フィルムも、背面液晶保護フィルムも購入時のまま。購入当初は、レンズが傷つくのが嫌で保護フィルムで運用していたものの、次の理由から剥がしてしまった。

  • 広角レンズの磁力が弱まってしまう
  • 画質が落ちてしまう

万が一の傷から守ることよりも、撮影のしやすさ、画質を優先して保護フィルムを使わなくなった。

傷に対するリスク回避のために画質が悪くなるくらいなら、壊れたら新品同等品に交換してもらえる DJI 2年延長プレミアムサポート への加入をおすすめしたい。

この DJI Care Refresh への加入は、Osmo Pocket 3 購入後 DJI Mimoアプリからアクティベートして30日以内の関連付けが必要。それ以降は、関連付けできない。

今後購入したい Osmo Pocket 3 アクセサリー

最後に、僕が現状抱えている課題を解決するために、購入を検討しているアクセサリーを紹介していく。

Osmo Pocket 3 スタビライザー

これはバネの力で、Osmo Pocket 3 の上下の振動を軽減するスタビライザー。このアイテムを利用したい場面が、2つある。

  • 車のダッシュボード固定での車窓の撮影
  • 自転車のハンドルに固定しての撮影

アクションカメラで撮影した映像と比べると、Osmo Pocket 3 での撮影は上下の振動を吸収しきれないのが残念な点。この問題をソフト的に解決するのは難しそうなので、ハードの面から解決を試みたい。

まとめ

Osmo Pocket 3 はアクセサリーを併用することで、より快適な撮影環境を構築できる。撮影用途によって必要な機材が異なるため、もし僕と同じ Vlog 撮影を行っているなら、参考にしていただけたのではないかと思う。

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紹介したアイテムの中で、気になった商品があればぜひチェックしてみてください!

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