Osmo Pocket 3 通常版とクリエイターコンボを比較!おすすめはどっち?
日常の動画撮影に最適な Osmo Pocket 3。今最も売れている動画撮影用カメラの1つであり、これから Vlog 撮影を始めたい人にもピッタリの1台だ。
この Osmo Pocket 3 には、通常版とクリエイターコンボの2バージョンが存在する。どちらを選んだら良いのか?クリエイターコンボは必要か?迷っているそこのあなたへ向け、この記事では両者の違いや選ぶポイントを徹底解説していく。
僕自身 Osmo Pocket 3 を使って、1年間 Vlog 撮影を行ってきました。これは本当に良いカメラなので、その経験を踏まえて紹介していきます。
なお Osmo Pocket 3 について詳しい情報を見たい方は、こちらのリンクからチェック。
通常版とクリエイターコンボの違い
価格差は約2万円
エディション | 価格(税込) |
---|---|
Osmo Pocket 3 通常版 | 79,200円 |
Osmo Pocket 3 クリエイターコンボ | 99,880円 |
セット内容の違い
通常版は、本体と基本アクセサリーのみのセット。
通常版の内容物 | ||
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Osmo pocket 3 本体 | Osmo Pocket 3 本体保護カバー | Osmo Pocket 3 ハンドル |
DJI リストストラップ | PD規格対応ケーブル |
クリエイターコンボは通常版に加えて、広角レンズ、DJI Mic2 セット、バッテリーグリップ、ミニ三脚、ケースが付属している。
クリエイターコンボの内容物 | ||
---|---|---|
Osmo pocket 3 本体 | Osmo Pocket 3 本体保護カバー | Osmo Pocket 3 ハンドル |
DJI リストストラップ | PD規格対応ケーブル | Osmo Pocket 3 広角レンズ |
DJI Mic 2 トランスミッター | DJI Mic 2 ウィンドスクリーン | DJI Mic 2 クリップマグネット |
Osmo Pocket 3 バッテリーハンドル | Osmo ミニ三脚 | Osmo Pocket 3 キャリーバッグ |
クリエイターコンボのみに付属するアクセサリーが、どのような場面で活躍するか、このあと詳しく紹介していきます!
圧倒的にお得なクリエイターコンボ
通常版とクリエイターコンボの価格差は20,680円。そしてクリエイターコンボのみに付属するアクセサリーを、単体で購入する際の価格は次の通り。
アクセサリー | 価格 | リンク | |
---|---|---|---|
Osmo Pocket 3 広角レンズ | 6,490円 | Amazon | 楽天市場 |
DJI Mic 2 | 16,060円 | Amazon | 楽天市場 |
Osmo Pocket 3 バッテリーハンドル | 9,570円 | Amazon | 楽天市場 |
Osmo ミニ三脚 | 1,650円 | Amazon | 楽天市場 |
Osmo Pocket 3 キャリーバッグ | 2,970円 | Amazon | 楽天市場 |
全部合わせて37,000円を超えるので、クリエイターコンボのコスパの高さが際立つ。しかし、マイクやバッテリーハンドルといった高額なアクセサリーが不要であれば、通常版のほうが安く購入できる。
アクセサリーを個別購入するより、お得なクリエイターコンボはこちら。
では、Osmo Pocket 3 のクリエイターコンボは、どのような人に向いているのか?僕の経験談を交え解説していく。
撮影パターンによる最適解はこれだ!
Osmo Pocket 3 通常版で十分なケース
- 日常のちょっとした撮影
- 頻繁に充電できる環境での撮影
- カメラ近くの音声しか録らない撮影
- 必要なアクセサリーは別途購入する人
短い時間しか撮影しない場合、撮影パターンが決まっていて最小限のアクセサリーで運用できる人は、通常版で事足りてしまう。
なお通常版を購入する場合でも、Osmo ミニ三脚 は便利なのでおすすめしたい。ぜひ、別途購入するのを検討いただければと思う。
通常版に付属する Osmo Pocket 3 ハンドルに、ミニ三脚が取り付けられます
クリエイターコンボがあると便利なケース
- Vlog撮影(このあと詳しく紹介)
- あまり充電できない環境での撮影
- 2人の会話を撮影する場合
結局は、クリエイターコンボのみに付属するアクセサリーが必要か否か、が選ぶポイントになる。
Vlog撮影にクリエイターコンボが向いている理由
- DJI Mic 2:聞き取りやすい音声収録に欠かせない
- 広角レンズ:自撮り時に背景をしっかり入れるための必須アイテム
- バッテリーハンドル:外での長時間撮影に大活躍する
音声収録の自由度が広がる DJI Mic 2
大声を張り上げても音割れしにくい、32bit フロート録音ができる DJI Mic 2。他にもノイズキャンセリング機能が利用できることで、周囲の雑音を最小限にして録音できる。
- DJI Mic 2 があると、喋り声の音量が安定する
- ただし環境音を録る場合は、本体マイクが最適
- DJI Mic 2 は、Bluetooth 接続できる
- DJI Mic 2 は、単体で本体録音できる
- Osmo Pocket 3 は2台のマイクを同時に接続できる
- カメラから離れても、きちんと音声収録できる
- 車内での撮影はロードノイズが軽減される
とにかく音声が聞き取りやすい。これが DJI Mic 2 を利用する最大のメリット。カメラ本体のマイクだと、状況によって音が拾えないことがある。
この DJI Mic 2 は、洋服にクリップで挟むか、マグネットで布を挟んで取り付けられるため、どんな洋服でも装着しやすい。またウィンドスクリーンを付ければ、風切音を防ぐこともできる。
更に DJI Mic 2 を追加購入すれば、2人での撮影でも、音声が聞き取りやすくなります!
自撮りの雰囲気がアップする広角レンズ
レンズはマグネット式。本体のレンズ部分と、磁力で簡単に付け外し可能で、手軽に運用できる。
なお通常のレンズでも、問題なく自撮りできる。ただし腕を伸ばしきって撮影するのが前提。Vlog 撮影には、広角レンズがあると便利な場面がたくさんある。
- 広角撮影で、自撮りや風景撮影において臨場感が増す
- 狭い場所でも自撮りがしやすくなる
- 本体保護カバーにマグネットで収納できる
- レンズを付けたまま本体保護カバーに収納できる
- 紛失しやすい(紛失した)
自撮り映像に雰囲気ある背景もしっかり撮りたい場合には、広角レンズが欠かせない。そして僕は、既にこの広角レンズを紛失し、再購入している。一度使うと、Vlog 撮影には欠かせなくなるこのレンズ。
バッテリーハンドルの重要性
外出先の撮影で欠かせないアクセサリー。Osmo Pocket 3 は内蔵バッテリーによる撮影可能時間が、次のようになっている。(環境により短くなる場合あり)
撮影時の解像度 | 撮影可能時間 |
---|---|
4K / 60pfs | 最大116分 |
1080p / 24fps | 最大166分 |
僕は普段から 4K (D-Log M) で撮影しているため、一日中撮影していると本体の内蔵バッテリーだけでは足りない。バッテリーハンドルの利用により、撮影時間が約60%ほど伸びる。
僕は次のような理由から、モバイルバッテリーとバッテリーハンドルを併用している。
- 単に本体を充電するだけなら、モバイルバッテリーで十分
- ただしモバイルバッテリーで充電しながらの撮影はケーブルが邪魔
- 撮影中のバッテリー不足は、バッテリーハンドルの運用が楽
- バッテリーハンドルを使っていないときは、充電して準備しておく
- バッテリーハンドルにもミニ三脚が付けられる
Osmo Pocket 3 の機動力を活かした運用をする上で、ケーブルレスで充電しながら撮影できるバッテリーグリップは欠かせない。
僕の場合はモバイルバッテリーを併用することで、状況に応じて本体、バッテリーハンドル、DJI Mic 2 を充電しています。
DJI Osmo Pocket 3 での撮影の様子
僕が使っているのは、クリエイターコンボ。DJI Mic 2 を追加購入して、マイク2台を Bluetooth 接続している。実際の撮影の様子は、YouTube に投稿した動画を参考いただければと思う。
なお撮影機材として、もう一台 DJI Mic 2 と DJI ラベリアマイクを追加購入している。
【まとめ】通常版とクリエイターコンボどちらを選ぶべき?
手軽にちょっとした日常を撮影したい方
➡ 通常版がおすすめ
Vlog 撮影など、しっかり動画を撮るなら
➡ クリエイターコンボがおすすめ
特に初心者の方には、クリエイターコンボをおすすめしたい。アクセサリーが一通り揃っていることで撮影の幅が広がり、様々なパターンに順応できるメリットがある。
また余談ではあるが、ずっと持ち歩いて撮影する予定であれば、2年延長プレミアムサポートへの加入もおすすめしたい。これは、衝突や水没などによる破損や紛失した場合、新品同等の製品へ交換できるというもの。2年間に4回まで交換が可能。
一般的なカメラと異なり、ジンバル部分が衝撃で壊れやすいため、保険として入っておくと安心できる。
通常版がおすすめな人
- 必要最小限のアクセサリーで十分な人
- 特定のアクセサリーは別途購入する人
クリエイターコンボがおすすめな人
- Vlogを快適に撮影したい人
- セットでお得にアクセサリーを揃えたい人
Vlog 撮影において Osmo Pocket 3 が最強の動画撮影カメラであるのは、人気の具合からも伺えます。スマホのような圧迫感もなく、手軽にかつ高画質で撮影できる Osmo Pocket 3。
ぜひご自身の撮影スタイルに合ったセットを選び、素敵な Vlog 生活をお楽しみください!