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車載動画撮影におすすめの吸盤マウント!GoPro, Osmo Action対応Ulanzi SC-01レビュー

2025/01/18
Osmo Action 5 Pro 車載動画の撮影におすすめのアクセサリーを買いました【Ulanzi SC-01 レビュー】

GoPro HERO9 から新しいアクションカメラにバージョンアップすべく、GoPro HERO13 にするか、Osmo Action 5 Pro にするか、はたまた Insta360 Ace Pro 2 にするか。散々迷って購入した、Osmo Action 5 Pro。

今回、車載動画を撮影するためのアクセサリーを新調して、とても良い製品だったので紹介させていただく。初めて車載撮影に挑戦する初心者でも、簡単に扱えるこちらのアイテム。

購入したのは Ulanzi の吸盤マウント。手動式のポンプでサクションカップ内の空気を抜く構造であるため、強力な吸着力を持つのが特徴。360°調整可能な雲台で、カメラを自由な向きに設置できる。

もうこれで、粘着シールの付いたベースマウントを使わなくて済む!

NJ

この記事では、細かい使用感などレビューしていくので、ぜひ参考にしていただければと思います。

Ulanzi SC-01 製品仕様

Ulanzi SC-01 の同梱物

Ulanzi SC-01 製品仕様
重量211g (実測値)
耐荷重1kg
吸引力垂直吸引: 12kg
水平吸引: 20kg
保証期間12ヶ月
同梱物
  • 吸盤マウント SC-01 本体
  • スマホ対応アダプター
  • アクションカメラ対応アダプター
  • 収納ポーチ
  • 最初から、Osmo Action や GoPro 等のアクションカメラのマウントに対応したアクセサリーが付属している。この吸盤マウントを導入すれば、すぐに撮影準備に取り掛かれる。

    Ulanzi SC-01 を使ってみた感想【レビュー】

    取り付けやすい

    フロントガラスに取り付けたUlanzi SC-01

    吸盤を軽く抑えながら、ポンプを押し込むだけで吸着する。ポンプのバーには赤いラインが引いてあり、その線が隠れるまで、繰り返しポンプを押し込めば取り付け完了。強い力を加える必要がなく、とても簡単だ。

    アームの付いた雲台は上下左右 360°調整できるため、吸盤を取り付ける向きを気にする必要がない。

    吸着力が強い高性能な吸盤

    フロントガラスのように表面が滑らかで凹凸のない場所では、吸着力がとても強い。仕様上の耐荷重は 1kg であるが、もっと重いものでも大丈夫なくらいしっかり吸着してくれる。

    この Ulanzi の吸盤はゴムが分厚く、車の振動くらいではビクともしない。

    厚みのある Ulanzi SC-01 の吸盤ゴム

    安物の製品だと吸盤が薄くて貧弱であるためて、いくら真空状態を作れても車の振動で外れやすい。購入するなら、これくらい頑丈な作りをした吸盤の製品をおすすめする。

    NJ

    安定感は抜群で、落下の心配がありません。安心してアクションカメラを装着できます。

    固定したら全く動かないボールヘッド

    360°好きな方向に動かせる、ダブルボール雲台の構造により、理想的なカメラアングルで撮影を可能にしてくれる。グルっと回せば、ドラレコのような画角で撮れる。

    Osmo Action 5 Proにサクションカップマウントを付けてドラレコのようなアングルで撮る

    内側に向ければ、車内でおしゃべりしている様子も撮影できる。

    しかも、このボールヘッドを支えるアーム部分のパーツはアルミ製のため、ネジを締めれば指で動かせないくらい強く固定される。安定感があるのは土台だけではなく、雲台部分も超強力だ。

    長時間の付けっぱなしは要注意

    この製品は、ドラレコのように長時間にわたってカメラを固定する使い方は推奨していない。公式の説明には、24時間に1回サクションカップの状態を確認するよう記述がある。

    使ってみた感じだと、丸一日程度なら取り付けたままの運用でも全く問題なかった。

    NJ

    吸盤マウントを付けっぱなしで運用する場合は、撮影の前に吸盤が緩んでいないか確認するようにしましょう。

    取り外しが簡単

    簡単と言っても強力にくっついているため、ちょっとやそっとでは外れない。少しばかり力が必要になる。

    取り外すときは、カップについた出っ張りに指をかけて、指先で吸盤を剥がすイメージ。吸盤の側面は逆ハの字になっていて、指先が引っ掛かれば少しの力で簡単に外せる。

    出っ張りに指を掛けて、指先で吸盤を剥がす

    凹凸のあるダッシュボードでも装着可能

    他の人のレビューを見て、本当にくっつくのか試したところ、見事にダッシュボードにも貼り付いた。

    ダッシュボードに取り付けたサクションカップ式のマウント

    ただし、ガラス面ほどの安定感はなく、走行の振動で吸盤が外れる場合もある。

    • ホコリ等で汚れいていると外れやすい
    • 湾曲が大きい場所は外れやすい

    もしダッシュボードに取り付ける場合は、できるだけ平らな面でホコリを取り除くと安定性が増す。あとは、次に紹介する吸盤の強度を上げる方法を試してみるのも、解決方法の1つだ。

    押し込むと吸盤の強度を上げることができる

    これは使っていて気がついたこと。サクションカップの内部をもっと真空にできれば、吸盤の装着する強度が上がる。その方法がこちら。

    1. これまで通り吸盤マウントを装着する
    2. 上から吸盤を押し込むことでポンプの赤い線が出てくる
    3. 再び赤い線が見えなくなるまでポンプを押し込む

    これを繰り返すことで、吸盤の強度が著しく増す。強度アップの方法をやる前とやった後で、吸盤の形状が違うことがわかる。

    吸盤の真空強度を上げる前と上げた後

    ガラス面など、左側の状態でも強い力でくっつく場所は、この作業を行う必要がない。むしろ吸着面に負担が掛かるので、やめたほうが良い。少し表面がざらついた安定性のない場所、絶対にサクションカップの落下を避けたい場所に取り付けるときは、試してみる価値があるだろう。

    ただし、1つだけ注意点がある。

    強く吸着しすぎると、吸盤の跡が残りやすい。ゴムの跡であれば、ウェットティッシュ等で落とせる場合もあるので試して欲しい。

    NJ

    僕はこの方法でダッシュボードに取り付けていますが、そもそも跡が付いて困るような場所に設置するのはやめたほうが良いです。

    類似品がある中、Ulanziを選んだ理由

    実はこの手の商品は、DJI や GoPro の公式アクセサリーを含め、他のメーカーからも販売されている。

    比較すると、DJI や GoPro のサクションカップは、アクションカメラ専用の製品のため汎用性がない

    そして他のメーカーの製品は、Ulanzi とほぼ同じ仕様。その中で Ulanzi を選んだ理由は、既にこのアーム付き雲台を用いた別の製品を使っていたから、である。

    Ulanzi スーパークランプに照明用ライトを設置している

    画像では照明を固定しているが、カメラやマイクも固定できる。この製品もまた、非常に使いやすい。

    こちらは Ulanzi スーパークランプ なる製品で、耐荷重 1.5kg ある。何を設置しても、ビタッと安定するのが魅力の製品。そしてアーム部分のパーツは、今回紹介した SC-01 と同じものが使われている。

    この安定性が得られるサクションカップ式のアクセサリーがあるなら、間違いないだろう。と、自身の経験から選んだので、迷いはなかった。

    【結論】買ってよかった!

    新調した Osmo Action 5 Pro の車載動画撮影のために購入した同製品。吸盤や雲台の安定性は想像以上に良く、アクションカメラ用のマウントとして、とても使いやすかった。

    • Ulanzi SC-01 は高性能な吸盤を持つマウント
    • 車のガラス面やダッシュボードに強力にくっつく
    • 取り付け、取り外しが簡単
    • 360°調整可能台で、自由なアングルで撮影できる

    吸盤式で簡単に扱える製品のため、導入ハードルが低い。僕は Osmo Aciton で使っているが、GoPro でも Insta360 Ace Pro シリーズでも、使いやすさは変わらない。

    アクションカメラで車載映像を記録するなら、1つ持っていると便利なアイテムだ。気になった方は、以下の商品ページからチェックいただければと思う。

    以上、アクションカメラの車載動画撮影におすすめのアクセサリー、Ulanzi SC-01 の紹介でした。

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    NJ

    元システムエンジニア。現在は個人事業主として独立。ガジェットのレビューや、旅行の記録、フリーランスの日常をブログで発信。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。

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