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40代のリアル!初めての遠近両用メガネで世界が変わる

更新日: 公開日:2024/11/22

乱視歴40年のメガネ歴40年。僕は幼少期から眼鏡が欠かせない人生だった。

40代になってから、スマホの画面が見えづらくなってきた。最初はメガネが合っていないのかと思ったけど、画面を離すと焦点が合う。例の「あれ」が来たようだ。

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40代で老眼診断を受けた日のこと

ちょうどメガネを買い替えたいと思っていたので、眼科へ視力検査へ行くと、いつもの "C" の開いている箇所を示す検査だけで終わらない。手元に薄い本を渡され、文字が読めるかどうか検査が始まる。この検査って、もしかして……。

視能訓練士

お気付きかと思いますが、老眼きてますね。

気のせいじゃなかった。心当たりがあるから、老眼と伝えられたショックは少ない。老化って知らず知らずのうちに、こんな感じでサイレントに忍び寄ってくるのか……。否定したいけど、見えない事実には抗えない。わかっていたけど、本心は気のせいのままでいたかった(笑)

その流れから、老眼用レンズが検査用の眼鏡に挿入される。

NJ

なんだこれ?!めっちゃ見えるぞ!

スマホの画面を見るとわかりやすいと言われ、ポケットから出して画面を見と……信じられない。いつもより画面との距離が近い。これが老眼鏡の威力か。

指紋も手相もはっきり見える。これはヤバい。

視能訓練士

そろそろ、遠近両用メガネを検討してみましょうか。

なるほど。今の自分には、そんな選択肢があるのか。

遠近両用メガネの特徴

もちろん存在は知っている。でも遠近両用メガネって、もっと年上のお年寄りが掛けている印象があり、縁遠いものだと思っていた。しかし詳しく話を聞くと、想像するより気楽に導入できそうだった。

  • レンズ中央は、今まで通り見える
  • レンズの下を使えば老眼鏡みたいに見える
  • 技術が進んで遠近レンズの境目がわからない
  • 最初は弱い度数からスタートすれば安心
  • 慣れるまで足元が見えづらいかもしれない
NJ

遠近両用メガネがあれば、スマホを顔の近くに持ってきて、見える振りをしなくて済むってことか!

こうして僕は、遠近両用メガネの世界へ足を踏み入れた。

初心者におすすめの遠近両用メガネの選び方

メガネの買い替えは、気分がリフレッシュされる。どのメガネにしようかな?似合うメガネが見つかるかな。フレームが変わると、与える印象も変わる。ドキドキとワクワクの気持ちが錯綜する。

そして初めて遠近両用メガネを選ぶ場合、重要なポイントがある。

レンズ面積の大きいフレームのほうが、遠近両用レンズの度数変化が緩やかで歪みが少ない。

NJ

レンズの中に見え方の違うレンズが混在するため、視野の広いほうが違和感が少ないんだって!

安い価格帯から購入可能

値段はピンキリ。メガネを安く購入できる量販店の場合、通常価格から5,000円程度の上乗せで、遠近両用メガネを購入できる。そして選択するレンズの薄さによって、更に1万円から2万円ほど上乗せされる。

遠近両用メガネ価格の目安
量販店のメガネハイブランド
約2万円~5万円約5万円以上

フレームとレンズ併せて、安いものは2万円台から購入できる。安価な選択肢から遠近両用メガネを試せるので、見え方に不安があるなら、まずは手頃な価格帯のメガネを試してみるのが良いかもしれません。

初めてボストン型メガネを選択

僕が購入したのは、金子眼鏡のヴィンテージシリーズのモデル KV-83。フレーム代で4万円。レンズが6万円。メガネだけはこだわりたいので、ちょっとだけ背伸びしたモデルをチョイス。

NJ

ブランドを選ばなければ5万円以下、安ければ2万円台で購入できます。決して遠近両用メガネが高いわけではないので安心してください。

僕が購入したメガネについてはこちら: 金子眼鏡公式サイト

金子眼鏡 KV-83 BK

金子眼鏡 KV-83 仕様
シリーズ金子眼鏡ヴィンテージ (KV)
サイズ50□23-145
カラーブラック (BK)
レンズZEISS SmartLife Plus 1.6

これまでは、レンズが横長で太縁のフレームを使っていたけれど、遠近両用メガネはレンズの面積が大きいほうが見やすいようで、初めてボストン型のフレームを選択。

レンズはカール・ツァイス製を採用。

XPERIA をはじめ、SONY のカメラ用レンズとしても使われている、ドイツの光学機器メーカー。ツァイス製のレンズは、端に ZEISS のロゴマークが浮かび上がるのがポイント。

レンズにZEISSのロゴが刻印されている

NJ

ここがめっちゃかっこいいい!

※ ロゴシール貼りっぱなしの、総理大臣就任直後の石破さんのメガネとは違います。

遠近両用とわからない技術の進歩

検眼時に言われたように、外見からは遠近両用メガネであると判断できないほど、レンズの境目は一切ない。しかしレンズの見る位置を変えれば、きちんと遠くと近くの見え方が変わる。

遠近両用のレンズ

NJ

遠くも見える。近くも見える。なんか、昔の自分に戻ったみたいだ。

遠近両用メガネの使い心地

メガネに慣れるまでの注意点

新しいメガネを掛けたときに感じる不自然さは、いつものことなので理解している。ただそれに加えて、視界の下側が歪んでるようにも感じる。これまで体験したことのない違和感。

店員さんからの言葉を思い出した。

店員

レンズに慣れるまでは、足元が歪んで見えるので気をつけてください!

レンズの下の部分(感覚的に 1/3 くらい)は、老眼鏡スタイルになっている。立った状態で足元を見ると、絶妙にピントが合わない。ただ僕の場合は度数が弱いおかげか、著しいほどの歪みはなかった。

本来の遠くを見るための度数も調整してもらった影響もあり、新しいレンズに目が慣れるまでは、2週間くらい掛かった。

老眼であることを忘れる快適な視界

メガネに慣れる調整期間が終わってしまえばこっちのもの。

遠近両用メガネのサポートを受け、広がる視界は遠くも近くもピントが合う。これはすごい。近くのものを見るために、メガネを外す必要がなくなった。これはストレスがない。

僕は本当に老眼なのか?

真実を忘れてしまうほど、良好になった視界。このメガネに変えて思ったことはただ1つ。

NJ

もっと早く試せばよかった!

気になったらまずは検眼

この記事を読むために、スマホを顔から遠ざけたり、小さな文字に苦戦していませんか?それは老眼のサインかもしれません。

僕の体験記を読んで少しでも興味を持ったら、まずは眼科もしくはメガネ屋さんに足を運んでみてください。遠近両用メガネは、老眼と向き合う第一歩として頼れる存在です。

視力は年齢と共に変化するもの。自分の体に合った選択肢を見つけるだけで、毎日の生活がこんなにも快適になるとは想像以上でした。

ぜひあなたも、新しい視界を手に入れてみませんか?

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About me

NJ

元システムエンジニア。現在は個人事業主として独立。ガジェットのレビューや、旅行の記録、フリーランスの日常をブログで発信。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。

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