車中泊の突っ張り棒アイデア!目隠し万能カーテンレールを作る
車中泊をするとき、これまでは車のアシストグリップ(窓の上にある取っ手)に突っ張り棒を通してカーテンレール代わりにしていたけれど、いくつか問題があって改善したいと思っていた。
- 走行中にグリップを使う場合があり常設できない
- 設置箇所が中途半端な位置になるため、運転席と助手席の窓の目隠しが必要になる
- グリップを反転させて取り付けるのが大変
1列目と2列目の座席の間の柱(ピラー)の位置にうまく突っ張り棒を取り付けられたら、前列のサイドウィンドウの目隠しが不要になる。何か良いアイデアはないかと探していたら「これだ!」と見つけたのがこちら。
うちの車はフリードではなく TOYOTA ウィッシュだけど、構造的には似たような車種なので、参考にさせていただくことに。
用意するもの
- 突っ張り棒
- 100均のステンレスフック(2個あればOK)
- ペットボトルのキャップ2個
- クッションシート(あれば)
これらのアイテムは DAISO やセリアで揃います。フックは金属製のものであれば大丈夫。先端が平らになっていることが重要。
作り方
ステンレスフック裏の両面テープに、ペットボトルのキャップを貼り付ける。フックの表面にクッションシートを貼り、ピラー装着時に傷が付かないようにしておく。
僕が取り付けたのは IKEA のフロアプロテクター。イスの脚の裏に張るやつが余っていたので、そちらで代用してみたけど、ちょっと小さかったかな。
これを2つ用意すれば、下準備は完了。
作ったものを取り付ける
フックの部分を、ピラー上部の隙間に入れることができる。こんな感じで。突っ張り棒を取り付けるまでは、ぶらぶらと浮いている状態。(ここはそのうちどうにかしたい)
これを左右のピラーに装着して、あとはペットボトルのキャップが突っ張り棒の受け口になるように取り付ければ完成です。
参考にしたブログの車種(フリード)と違い、うちのウィッシュはピラーが斜めになっているものの、ペットボトルのキャップのおかげで、突っ張り棒がしっかりと固定されています。
このままカーテンレールとして使うも良し、ついでにハンガーを掛けるも良し。うちの場合は、タオルを掛けて目隠し代わりに利用しています。
強度に問題なし
実際に車中泊で使ったところ、突っ張り棒が落下することなく一晩無事に過ごせました。ピラーが斜めだろうが、柔軟に変形するペットボトルのキャップが、最適な受け口として機能してくれた様子。
この斜めの部分が真っ直ぐなるように改良すれば、もっと耐荷重と強度が上がるはず!ここは要改善ポイントです
ただ写真の通り、突っ張り棒がヘッドレストの真上に来るため、常設は厳しいと判明。
使うときに付け外しする手間はありますが、ただ突っ張り棒を伸縮するだけですから、そんなにストレスなくできる作業です。なおピラーに装着した自作パーツは、取り外し不要です。
ひとまずピラーの位置で目隠しできるようになり、前列のサイドウィンドウの目隠しが不要になったので、車中泊時の作業がわずかながら軽減されました。
ということで、今回の DIY はこれにて。