グラグラのソニッケアーを無償で交換してもらった話

一度使ったら、もう普通の歯ブラシには戻れない。これは電動歯ブラシを使っているユーザーの多くが実感すること。もちろん僕もその1人だ。
わが家で使っているのは、フィリップスのソニッケアー。約3年のペースで買い直し、現在は3代目に突入。
1年半でソニッケアーが壊れた?!
そんな日常生活に欠かせない電動歯ブラシから、突然ブーンとけたたましい音が鳴り響くようになった。モーター音はとてもうるさくなり、歯ブラシの磨き心地も悪い。

買ってから1年半で、壊れちゃった……。
グラグラしている本体
替えブラシをつける軸を触ってみると、異常なまでにグラグラしている。異音の原因は、おそらくこれ。
内部のシャフトが折れてたというより、そのシャフトを支えているパーツが破損してる感じ。指で触れるだけで、こんなに軸が傾いてしまう。
これでは、モーターの振動もきちんと伝わらないだろう。壊れたのであれば、修理もしくは買い直しと思い、対応方法を調べると、どうもソニッケアーの製品保証期間は2年間あると知った。
ソニッケアーの製品保証は2年間
販売サイトである、Amazon や楽天のページにも保証期間の記載がない。
そこで、フィリップス公式サイトから製品保証について調べると、電動歯ブラシのサポート期間は購入日から2年間である旨が記されていた。

今回グラグラになったソニッケアーは、結果的に保証期間内の故障と認められ、無償で新しいソニッケアーが送られてきました。
つまり、購入から2年以内なら、故意の破損でない限り保証対応が行われる。それ以外であれば、新しく購入しなおすしかない、ということ。
ここから先は、どのような手順で無償交換してもらったのか、具体的な手順を記しておく。同じような問題で困っている方の参考になれば幸いです。
ソニッケアー保証期間内の無償交換の手順
公式サイトから問い合わせる
まずは、発生している事象が故障であることを確認すべく、フィリップスへ問い合わせる。
公式サイトの問い合わせページから [理美容製品] と進むと、問い合わせ先が確認できる。用意されているのは、チャット、電話、メールと3種類から選べる。
即座に対応してもらうなら、おそらくチャットが最速だと思われる。僕は時間の都合から、メールで問い合わせを行った。
メールでの問い合わせ内容
製品カテゴリ「電動歯ブラシ」を選択し、製品型番を入力。番号は電動歯ブラシの底面に記されているもの。
ソニッケアーのブラシをつけるシャフトが、ぐらぐらになってしまった。内部のパーツが壊れているような感じ。
動作時の音がうるさく、使い物になりません。これらの症状は故障でしょうか。
楽天で購入した領収書があります。
問い合わせには、フィリップスのアカウント作成は不要。必要事項の入力だけで、すぐに問い合わせできる。
メールの指示で故障した製品を着払いで発送
メールを送った翌日、フィリップスから返信が届いた。内容は次の通り。
- シャフト(軸)の根本を持って、固定されていなければ不具合の可能性あり
- サポートセンターで製品を預かり確認する
- 不具合があれば修理対応の一環として交換する
- 保証期間は購入から2年間
- 購入を証明するものがあれば無償にて交換対応
- 領収書や購入履歴画面のスクリーンショットをメールで返信すれば OK
- 製品発送時に領収書を同梱する方法でも良い
- 通常の使用と異なる不具合と判断したら有償修理
- 購入証明書の提示がない場合も有償
- 有償の場合は事前に理由と見積額を連絡する
この時点では、故障した製品をどうするかは提示されない。送付による製品交換を希望する場合、このメールに対して住所・氏名など個人情報を返信する必要がある。

保証期間内による無償交換をしてもらえそうなので、住所・氏名を記載して楽天の領収書を添付した上でメールを返信します。
半日ほどで再びフィリップスからメールが届き、故障した製品の送付先に関する情報が共有される。今回の対応で送付するのは、替えブラシを外したソニッケアー本体のみ。充電台は送付不要。
配送業者の指定はないが、ヤマト運輸の着払いを希望している旨と、品欄名に受付番号を記載するのが条件として書かれていた。
ゆうパックや佐川急便など、他の事業者を使った場合の送料については未確認。
ダンボールでくるんだ本体と、新聞紙を緩衝材として小さな箱にパッキング。クロネコヤマトに自宅まで集荷してもらったので、最小限の手間で送ることができた。着払いのため、送料は0円。
不具合が認められ無償交換した本体が届く
ソニッケアー本体を送ったあとはしばらく音沙汰なく、そこから約1週間。連絡なしに交換品が届いた。交換品というか、新品になって戻ってきた様子。
同封されたサービス明細書によると、シャフトのぐらつきが本体の不具合と認められていた。結果的に、2年間の保証内対応として、無償交換していただいた。

場合によっては保証対象外の不具合として有償修理になるケースもあるようなので、無償対応で済んでよかった!
交換・修理対応後の保証期間
本体の修理・交換のあとは、保証期間の扱いが変わる。以下の期間で、長い方が優先される。
- 製品の購入日から2年間(そのまま)
- 修理・交換の完了日から3ヶ月
つまり僕のケースでは購入から1年半で故障したため、残りの保証期間は約6ヶ月。そのため交換品に対する保証は3ヶ月ではなく、元々の保証期間に合わせた期間が適用される。
有償なら買い直したほうが安い?!
調べてみると、どうやら軸のグラつきはよくある事象のようだ。しかもその原因の多くが、金属疲労によるパーツの破損とのこと。高速でモーターが動いて負担の掛かる場所だから、経年による破損は仕方がない。
また保証期間が過ぎて有償修理になると、修理代金を払うよりも新しく買い直したほうが安く済むといった情報も散見された。ソニッケアーは保証期間が過ぎて不具合が出たら、すぐに買い直すのが正解のようだ。
ソニッケアーを安く買うなら Amazon
Amazon の大きなセール (プライムデー、タイムセール祭り、ブラックフライデー) では、ソニッケアーがセール価格で販売されている。通常よりもかなり安く入手できるので、ぜひ覚えておいてください。
ただし、タイミングによっては楽天のほうが安いときもあるため、購入は臨機応変に。
電動歯ブラシは、一度使い始めたら手放せない。オーラルケアにコストを掛ければ、結果的に歯医者へ通う頻度を減らせる。セールのタイミングを逃してしまっても、生活必需品であるがゆえ、壊れたらすぐに買い直すくらいの覚悟はできている。

今回の経験から、フィリップスのサポートがきちんとしてることが分かったので、今後も安心して使い続けられそうです。
以上、グラグラのソニッケアーを無償で交換してもらった話でした。