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巾着田の曼珠沙華まつりに行ってきた!500万本の彼岸花をα7IVで撮る

更新日: 公開日:2023/10/09
巾着田の曼珠沙華まつりα7Ⅳで撮る

埼玉県日高市にある巾着田の「曼珠沙華まつり」に行ってきました。

この巾着田(きんちゃくだ)は、日本最大級の500万本もの曼珠沙華(彼岸花)が群生します。蛇行する高麗川によって、名前の由来でもある巾着のような独特な地形が形成されため、漂流してきた球根が根付きやすく大量の曼珠沙華が咲くようになったそうです。

巾着田 曼珠沙華まつり

例年9月中旬からの約2週間、日本最大級の500万本もの曼珠沙華(彼岸花)の開花時期に合わせて行われるイベントです。2024年度の日程も決まり、以下の予定で開催されます。

開催概要
  • 期間: 2024918(水) ~ 102(日)
  • 有料入場時間: 7:00 ~ 17:00
  • 入園料: 500円 (高校生以上)

たくさん写真を撮ってきたので、写真と共にレポートしていきます。なお撮影した写真は2023年度のものです。

撮影機材
タムロン28-75mm f/2.8 Di III VXD G2
TAMRON 28-75mm f/2.8 Di III VXD G2
Index

曼珠沙華まつりの期間は入場料が掛かる

巾着田へは車で向かって、現地に到着したのは10:30くらい。日高方面から巾着田入口で左折して、駐車場に入ります。

巾着田の入口

ルートを進むと案内をする人が立っているので、指示に従い駐車。料金は500円(バイク100円)です。散策マップを受け取り、まつり会場入場口のルートを案内されます。

巾着田 曼珠沙華公園マップ

今回止めた場所は、ちょうど満開だった下流エリア入口の近く。普段は私有地として入れない場所が、臨時駐車場として車が停められるようです。駐車する車と出場する車が同じ道を一方通行で誘導されるため、駐車まで少し時間が掛かりました。

前日に雨が降って地面がぬかるんでいると臨時駐車場が使えない場合があるので、巾着田公式サイト で事前確認しておくのがおすすめ。

入園料は500円

通常は無料で利用できる巾着田も、曼珠沙華まつりの時期は入園料が掛かります。曼珠沙華の群生エリアは胸の高さほどの柵で囲われているだけなので、中に入らずとも綺麗に咲く曼珠沙華を楽しめます。

巾着田の無料エリアから撮影した曼珠沙華

とは言え、せっかく満開に咲いているのに中に入らないのは勿体ないので、入園料500円を払って入場します。

なお三脚や一脚、ライトスタンドといった撮影機材は利用禁止されていますが、ペット同伴での入場は認められています。(大型犬から小型犬まで、犬を連れてる人がたくさん居ました。)

真っ赤な曼珠沙華の絨毯

まつりも終わりを迎える10月初頭ではあったものの、下流付近は見頃を迎えています。あと数日で本当に終わってしまうのかと思うような見事な咲きっぷり。

「赤い絨毯」と例えられるのが分かるくらい花びらが濃く、どこまでも広がっています。500万本という桁違いの曼珠沙華。これを見るだけでも入園料を払った価値があるというもの。

曼珠沙華の赤い絨毯

視界に映るものすべてが真っ赤な彼岸花。想像を超える量に感動を覚えるほど。

α7IVで撮る曼珠沙華

見頃が終わった上流エリアは、枯れ始めた花もちらほら。約2週間ほどの期間を通して、上流から下流に向かって見頃が推移していくようなので、まつりの期間中はいつ行っても満開のエリアが楽しめるのは嬉しいポイント。

混雑状況

つい数日前まで真夏日が続く日々でしたが、長袖のシャツ1枚で快適に過ごせる気候だったことも相まって、平日の午前中から多くの人が訪れています。といっても混雑するほどではなく、公園の割には人がたくさんいると感じる程度。

ちなみに、雨が降った影響で歩道に水たまりが出来やすいため足元は要注意です。

巾着田 曼珠沙華まつり2023平日の混雑状況

売店エリア、休憩スポットもある

上流エリアと下流エリアの間には、曼珠沙華まつり会場として売店が並んでいます。

ラーメン、焼きそば、ホットドック、サイボクハムのフランクフルトに、地粉うどん、カレー、たこ焼き、コーヒー、ジェラート、狭山茶など、出店数は15店舗ほど。休憩用のテントも設けられているので、のんびりと過ごすこともできます。

平日だったのでほとんど並んでいませんでしたが、週末は長蛇の列になるお店もあるようです。

僕が行った日は、猿回しもやっていました。

所要時間は一時間ちょっと

見学したのは、ほぼ下流エリアのみ。売店エリアのまつり会場を通って、ドレミファ橋の付近まで行って戻ってくるようなルートで、所要時間は1時間ほど。実際、写真を撮りながらの散策だったので、ほかの人より時間が掛かってると思います。

写真を撮るのが楽しい

周りを見渡すと、僕と同じようにミラーレスカメラを構える人ばかり。曇り気味ではあったけれど、時折差す日差しから生まれる光と影のコントラストで雰囲気のある写真が撮れました。

光が当たる部分だけを切り取るつもりで露出を低めに設定をしても、現像でいくらでも調整できる α7IV のダイナミックレンジの広さは素晴らしいですね。現像でいくらでも詰められるので、とても楽しく撮影できました。

曼珠沙華まつり写真ギャラリー

真っ赤な曼珠沙華の中に、白い花も時折混ざっています。

α7IVで撮る曼珠沙華

α7IVで撮る曼珠沙華

α7IVで撮る曼珠沙華

α7IVで撮る曼珠沙華

α7IVで撮る曼珠沙華

α7IVで撮る曼珠沙華

α7IVで撮る曼珠沙華

巾着田へのアクセス

平日だったので車でも待たずに入場できましたが、そこまでたくさんの台数が停められる感じでもなかったので、週末に行くなら車よりも公共交通機関を使ったほうが良いかもしれません。

電車でのアクセス
  • JR八高線・川越線 高麗川駅から徒歩約45分
  • 西武池袋線 高麗駅から徒歩約15分
車でのアクセス
  • JR八高線・川越線 高麗川駅から徒歩約45分
  • 関越自動車道 鶴ヶ島 I.C から14Km
  • 圏央道 圏央鶴ヶ島 I.C から 11Km
  • 圏央道 狭山日高 I.C から 8Km

訪問を検討している人へのアドバイス

次の曼珠沙華のシーズンに巾着田へ行く人へ向けて、アドバイスを記しておきます。

  • まつりの前半は上流エリアが見頃(上流のほうが高麗駅から近い)
  • まつりの後半は下流エリアが見頃
  • 混雑を避けるなら平日の早い時間がおすすめ
  • 週末は公共交通機関の利用が望ましい
  • 開花状況は 公式サイト をチェック
  • 曼珠沙華まつり期間後は無料で入場できる
  • 三脚・一脚など脚のあるカメラ機材は禁止
  • ペット同伴OK

500万本も群生する曼珠沙華は、圧巻の一言です。一度は見ておきたいイベントだったので、ちょうど良いタイミングでした。想像以上に楽しめたので、また次回も時間を作って訪れたいと思います。

巾着田のあとは三峯神社まで足を運び、秩父温泉 満願の湯 に寄って帰路につきました。こちらもまた改めてレポートにまとめようと思います。

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About me

NJ

元システムエンジニア。現在は個人事業主として独立。ガジェットのレビューや、旅行の記録、フリーランスの日常をブログで発信。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。

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