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圧巻の身長100m、大きすぎる牛久大仏。大仏様の胎内を拝観できる800円コースでその大きさを体感する

更新日: 公開日:2021/10/06
身長100mの牛久大仏を見に行く。

正月明けと夏の終わりの年2回、千葉県の成田山新勝寺を参拝しています。そしてこの秋も、平日の空いている時間を狙って行ってきました。コロナ禍で外国人観光客がまったく居ないせいか、空いているを通り越したガラガラな状況です。

目的の1つである御護摩祈祷において、手荷物加持と御手綱参拝は中止しているため、御火加持でご利益をいただく日は、もうしばらくお預けです。

成田山では、新勝寺と出世稲荷の咤枳尼天堂を参拝。フリーランスとして独立する前から続いている習慣です。そして以前紹介した、新勝寺の表参道にある最高に旨いうなぎ屋にも立ち寄りました。

この日の参拝は友人と一緒で、時間もあったので牛久大仏に立ち寄ることに。新勝寺から圏央道を使えば、車で40分ほど。高速道路が開通したおかげで、以前より行きやすくなりました。

巨大すぎる大仏

牛久大仏は身長が 100m あります。台座を含めると 120m で、自由の女神やウルトラマンの3倍ほどの大きさを誇ります。商業ビルだと30階近い高さになるため、その巨大さが尋常でないとわかります。ちなみに映画シン・ゴジラ版のゴジラは、身長が 118.5m とほぼ同じ高さです。

周りには高い建物がなく、車で走っていると突然視界に現れる牛久大仏。まだ目的地まで距離があるのに、遠くに見える立像。初めて目にした時は「うぉおおお!」と声をあげるほど興奮しました。

駐車場は無料

駐車場は大きく、820台停められます。車を降りると、すぐそこに立っている巨大な大仏。駐車場から見て、満足して帰るなら料金は掛かりません。

駐車場から見える牛久大仏

ここから先、園庭に入るには有料になります。

拝観料は2コース

ここはそもそも「牛久浄苑」なる公園墓地です。しかし巨大大仏にはじまり、四季折々で景色が変わる大きな庭園や、小動物のふれあいコーナーがある複合施設として存在しています。

牛久大仏の足元近くまで行くには拝観料が必要で、庭園のみ拝観する500円コースと、大仏の胎内に入れる800円コースがあります。

料金大人(中学生以上)子供(4歳~)
庭園のみ拝観500円300円
大仏胎内拝観セット800円400円

最初に庭園のみのチケットを購入した場合、園内に入ってから大仏胎内拝観のチケットを買うと500円掛かります。おすすめは800円コースです。

想像を超越する巨大さを実感

庭園に入ると、顔の模型がお出迎え。体積が 1/1000 なので、1/10 スケールに相当します。顔の大きさが、この10倍もあるとイメージするだけでワクワクします。

10分の1スケールの牛久大仏の顔

ガラケー時代 mixi アプリの「まちつく!」で大仏をやたら建立していた友人が、本物の牛久大仏に感動して写真を撮りまくっていました(笑)

螺髪(らほつ: 大仏の頭についた丸いやつ)は、等倍サイズのものが展示されています。1つあたり直径 1m、重さ 200kg です。これが頭に 480個 もついているなんて、想像の域を超えた巨大建造物です。

牛久大仏 螺髪レプリカ

説明書きがないと、何だこれ?と思う人がいてもおかしくない大きさでした。

門をくぐると大仏様まで真っすぐの道が続きます。距離感がよくわからなくなる錯覚に陥りますが、目の前の大仏様が高さ 120m ある30階建てのビルだと思うと、その凄さに笑うしかありません。

牛久大仏まで続く真っ直ぐの道

胸元に入っている3本のスリット。ここは展望台になっていて、大仏様の内部に入れば外が覗ける構造になっています。細いスリットに見えるかもしれませんが、人が通れるくらいの横幅があります。

牛久大仏の胸元にある3本のスリット

他にも右肩と左肩から外を見渡せるように造られています。

真下までいくと、今にも動きそうな気配を感じるほどリアルな造形に感動します。手のひららからは何かこぼれ落ちそうだし、あの螺髪(らほつ)が直径 1m で 200kg もあるなんて、前情報で知っていても信じられません。

真下から望む牛久大仏

大仏様の胎内へ

大仏様の周りを時計回りに進み、背面へ進みます。台座に入り口があり、胎内へ入っていきます。暗くて写真はありませんが、敢えて表現するなら一瞬ディズニーランドを彷彿させる雰囲気があるとだけお伝えしておきます。

胎内に入ると、エレベーターで胸元のスリット部分である展望台まで一気に上がっていきます。その高さは 85m です。説明によると、この牛久大仏はお釈迦様の故郷であるインドの方向を向いているそうです。

牛久大仏の展望台

大仏様の周りは何もないので、景色を楽しむには少し物足りません。ただ何もないからこそ、高所からの眺望が独特なものになっている気がします。

大仏様の胎内は5つのフロアで構成されます。全体の流れとして、まず1階から5階へエレベーターに乗り展望台へ。階段で4階にさがるとお土産屋があります。そこから3階へはエレベーターでしか降りられず、あとは1フロアずつ見学しながら階段で下っていきます。

各フロアの詳細は、公式サイトから確認できます。

3階にある胎内仏は、約3,400体が奉安されています。一体一体が全てミニサイズの大仏像で、部屋をぐるっとひと回り囲っている様子は圧巻です。

牛久大仏 胎内 蓮華蔵世界

牛久大仏 胎内 蓮華蔵世界

小型サイズは30万円、大型サイズならば100万円でプレートに名前を入れてもらえます。数年前に来たときよりは名前が埋まっているものの、まだまだ上の方は空きがある様子。

他にも大仏建立の歴史を振り返る部屋など、細かい見どころがあります。

牛久大仏は外から見るだけでも満足度は高いけれど、中に入ってもその大きさが実感できます。見学の際は、ぜひ大仏胎内拝観セットの入場券を購入するのをおすすめします。

牛久大仏の写真

最後に記事内で掲載しきれなかった写真を掲載します。カメラは VLOGCAM SONY ZV-1 で撮影。写真用としても使い勝手が良く、身軽な旅にちょうどいい1台です。

牛久大仏 沈む太陽を浴びて

牛久大仏 背面

この橋の先に大仏様が立っています。

横超の橋 南無阿弥陀仏と6歩で渡る

牛久大仏 上半身をズーム撮影

最後の写真は、近くにある阿見東 IC すぐ横にある、あみプレミアム・アウトレットから撮影した1枚。牛久大仏から車で5分ほどの距離なので、大仏様の拝観ついでに立ち寄らざるを得ない場所です(笑)

あみプレミアム・アウトレットから望む牛久大仏

アウトレットたるもの、物欲を消費するためにあるようなもの。うっかり STAUB のココット(アウトレットのB級品)を購入してしまいました。

結果、小旅行のようなコースになって1日楽しめました。関東圏は東京から日帰りで遊べる場所がたくさんあります。機会があったら、またいろいろな観光地を紹介したいと思います。

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NJ

元システムエンジニア。現在は個人事業主として独立。ガジェットのレビューや、旅行の記録、フリーランスの日常をブログで発信。Web サイト運営、ポップデザインや動画制作など、パソコンでモノづくりをしている。

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