車中泊におすすめの電気ケトル!低出力のポタ電で使えて、素早くお湯を沸かせる
先日購入してレビューした Focustar の電気ケトル。わずか 300W の低消費電力。出力の低いポータブル電源でも使える便利なアイテム。二人分にちょうど良い、容量 350ml のこちらの製品。
早速、車中泊の旅で使ってみたら想像以上に良かった!小型で荷物にならない。少しお湯が余ってもフタをしておけばこぼれない。何に使うにも、絶妙に2人分ぴったりのお湯が沸かせるこのケトル。
いや~、お湯があるって素晴らしい!
ここでは実際に車中泊旅における使用感をお届けします。この Focuster の電気ケトルの使い方や詳しいレビューについては、こちらの記事を参考にしてください。
車中泊旅で電気ケトルを使ってみた
場所は群馬県の草津温泉。
湯畑観光駐車場にて車中泊をして迎えた朝。コーンスープを飲むために、Focustar の電気ケトルでお湯を沸かす。水はスーパーで買った2Lのミネラルウォーターを常備している。
常にコップを洗える状況とは限らないため、紙コップも一緒に用意しておくと便利です
寝起きで温かいスープが飲めるのは嬉しい!
寒いと沸騰まで時間が掛かる
この日の外気温は約6℃。水から沸かしはじめ、沸騰するまでの時間は約9分。レビュー時に、室内でお湯を沸かしたときは概ね7分で沸騰したけれど、外気温(水温)の影響により2分伸びた。
長くても10分くらいでお湯が沸かせます!シガーソケットのケトルの場合、電力が弱くて20分くらい掛かるので、利便性はAC接続の電気ケトルが最強です!
火を使うわけではないので、車を締め切った状態で使えるのもメリットの1つ。これから冬に向けて、重宝すること間違いなし。
パワーの弱いポータブル電源で使える
使っているのは EcoFlow のポータブル電源。定格出力 800W、ブースト時は最大 1000W まで出力できる River 2 Pro。ときどき楽天で 40%OFF のクーポンが出ています。そのタイミングで購入すると、かなり安く入手できるのでおすすめ。
今までは高速道路のパーキングを利用したときに、温かい無料のお茶をもらうのが関の山でした。こうして、いつでも好きなタイミングでお湯を沸かせるのが嬉しい限りです。
あ、でも走行中は危険なので、お湯を沸かすのはあくまでも停車中ですが
この Focuster の電気ケトルは、定格消費電力が 300W。実際の消費電力は 230W くらい。一般的な家庭用の電気ケトルは、消費電力が 1000W を超えるので、定格出力 300W 程度のパワーの弱いポータブル電源でも利用できるのは大きなメリットです。
二人分にちょうど良い
お湯は 350ml あれば、2杯分が賄えます。容量が大きすぎると無駄に電力を消費するため、この 350ml の容量がちょうど良すぎて満足度はかなり高いです。
ただ 350ml フルでお湯を沸かすと、ちょっとだけ余ってしまう。(一人あたり 150 ~ 160ml が適量。)最初から水の量を減らせば済む話ですが、もしお湯が余ったときは、フタをしておけばOKです。密閉栓を閉めれば、水筒のように持ち運べます。
ちなみに、横に倒してもこぼれない構造になっていますが、密閉栓は簡易的なシリコンの栓です。お湯を入れたまま横にして保管するのはやめたほうが良いと思います。念のため。
Fosuctar 電気ケトルを使った感想
このときの車中泊旅は、二泊三日の日程。お湯を沸かしたのは、合計で4回。これを含め、ポータブル電源を使った用途は次の通り。
- スマホの充電(2台 × 2晩)
- カメラの充電(2台 × 2晩)
- スマートウォッチの充電(1台 × 2晩)
- 電気ケトル(4回)
これだけ使って、EcoFlow の River 2 Pro のバッテリー残量は 40% 程。もし仮にポタ電を、Focuster の電気ケトルでお湯を沸かすためだけに使ったら、計算上は約20回お湯を沸かせます。
思ったよりバッテリーを消費しない、というのが正直な感想です
コンパクトサイズで、持ち運びも苦にならない。お湯が沸いたら自動的に電源が切れてくれるし、空焚き防止機能もついているので安全面も問題なし。お湯を沸かしても、本体を手で持てる程度の熱さで留まってくれる2層構造。
350ml あれば、カップヌードルも食べられます。
車中泊でお湯を沸かすにはどうしたらいいか。最初はガスで沸かす方法も検討しました。でも1日に数回使う状況において、電気ケトルのほうが楽だし、車内で使うなら安全性も高い。結果、この Focuster の電気ケトルを選択して大正解でした。
夫婦二人での車中泊旅には、本当にオススメのアイテムです。ぜひみなさんも、使ってみてください。
お湯があるだけで車中泊レベルがアップする
この旅路の最後に立ち寄った道の駅。お弁当が食べられる休憩スペースがあったので、おぎのやの「峠の釜めし」「峠の鶏めし」を食べるついでに、味噌汁のお湯を沸かしました。
釜めしは冷めても美味しいけど、横に温かい味噌汁があるだけで幸福度が増します。
これまで散々、お湯のない車中泊旅をしてきましたが、電気ケトルがあるだけでグレードがワンランクアップしたような気分になります。何で今まで使ってこなかったんだと後悔するくらい、今回の旅路では大活躍でした。
これからは車中泊旅の必須アイテムの1つになりそうです。